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6月7日 私はいつから映画好きに?

この週末は車検でいつものディーラーに持って行くため実家に帰省し、そのついで(というよりむしろ車検の方がついでか?)に映画三昧としゃれ込みました。

わざわざ札幌に来るわけですから、札幌でないと見られない映画が含まれています。それが「劇場版 交響詩篇エウレカセブン」。そしてもう1つは、こちらは帯広でもやっていましたが「スタートレック」です。

まずは6日に見たスタートレックから。以前から馴染み深いジーン・ロッデンベリーによるシリーズ物とは一線を画し、新鋭監督J.J.エイブラハムによる新たなスタートレックの世界、中でもカークやスポックらがいた初期の時代を描いた物語で、既に出来上がった世界感をどう覆してくれるかに期待して見ましたが、見た直後に、これは別物だと思わせるほどの意外性を見せられました。なにより監督が若いからか、キャラクターが若く猛々しいのが前面に現れていて、知略に優れたテレビシリーズのイメージとはかけ離れていました。あとは相変わらず宇宙船には金がかかっているなぁと感じさせる凄いCGの数々に圧倒されました。カークの成長ぶりが飛ばされるなど話の展開が早い印象を受けましたが、それ以外は概ね満足。この意外性ある作品は今後も続くのでしょうか?だとすれば楽しみです。

エウレカセブンは2005年に今のアニメ生活を始めるきっかけとなった作品群の1つで、朝7時放送だったために日曜日に早起きするなど頑張っていたこともあり印象深い作品でした。それが3年ぶりに、多少世界観を変えて帰ってきたとあって、どうしてもチェックしておきたい作品でした。テレビシリーズと一部リンクしつつも、イマージュという新しい敵を登場させてエウレカ等と関係を持たせていたり、月光号のクルーたちの境遇やレントン、エウレカらの立場が全く違っているなど、頭を切り替えないと話について行くのが難しい作品でしたが、KLFがトラパーの波に乗る姿に懐かしさを覚え、レントンとエウレカの恋する姿に萌え、ムーンドギーやアネモネの成長した姿に驚愕しました。特にアネモネに至っては達観したようで、時代の伝導師的役割を担っているようでした。テレビシリーズでも泣いたアネモネとドミニクの再会がこの映画の中でもあって、あの最高の邂逅のシーンを思い出して思わず涙腺が震えました。全体的に、効果音が騒音状態で、台詞が聞こえない部分が多々見られたのが残念でした。
by mfbox | 2009-06-08 01:33 | 悠々自適生活 | Comments(0)