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12月9日 4年ぶりのW杯での初開催競技と不意の珍事

この週末、2008年12月以来の開催となるワールドカップスピードスケートを観戦するため、週末(金曜〜月曜)かけて今季2度目の長野旅行に行ってきました。リンク記録が連発し、さすが世界の一線級と見惚れたり、日本勢も活躍していて見応えのある大会だったと思います。
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1日目2種目制覇と絶好調だったPekka Koskela(FIN)

2日目の9日には、この大会で初めて行われるチームスプリントという種目を初めて見ました。どんな競技かと見てみると、3人1組でメインとバックの両ストレートに2組分かれて同時スタートし3周する競技で、チームパシュートによく似ているのですが、途中から様相が変わってきます。3人縦に並んで滑って1周すると、先頭の選手が戦列から抜けます。続いて2周目が終わると、2人目も抜けます。最後に残った選手が3周を走りきってフィニッシュしたタイムで競います。見れば分かるのですが、出来ればどんな競技か説明くらいあっても良かったかなと、エムのアナウンスには少々不満があります。

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この競技、日本女子(辻/住吉/小平)が優勝しました。表彰台は9名が並び賑やかです。

 さて、この競技期間中奇妙な動きがありました。私はいつものエムでの観戦のように、500mのフィニッシュラインを正面に見る第2カーブエンド付近の2階席で観戦しておりました。1日目の競技も終わりに近づいた頃、なぜかエムの係員が多数私の観戦席付近をうろちょろし始めました。ゴミ袋を持っているのですが、そもそも数名座れば良い程度のエリアなのでゴミ拾いが目的ではないのは明らかで、何かを探しているようでした。まさか爆破予告?と逆に不安になるので止めてほしかったのですが、競技は続行してましたし、その日は結局何も無く終了しました。
 ところが次の日、昨日と同じ場所に行くと、2階席が立入禁止にされてしまいました。こんなことはエムでの観戦経験上初めてです。観客の少なさに国際映像から手だてを強制されたのだろうと思いつつ、昨日の謎の動きが頭をよぎります。
 そして事件は起こりました。女子500mA競技が終了し、ちょっとウトウトして目を覚ますと、リンクが真っ暗・・・とは言わないまでも、照明の大半が消灯してしまいました。場内が騒然とする中、これまでのことが頭をよぎり、これからどうなるのかちょっとドキドキしました。ただ、完全停電というわけではなく、競技もある程度の遅れは仕方ないとしても再開するようだったので、その点は安心でした。

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 結局この珍事は、おりからの荒れた天気によって、長野市内で電圧低下が発生したことによる瞬間停電が原因で、エムの照明の大半を占める高圧の照明灯は、一旦消灯すると再点灯までに時間がかかるため、このようなことになったそうです。このことも後で新聞記事(しかも十勝毎日)で知ったことであり、エムからは何の説明もありませんでした。自分達が悪いわけではないにしろ、トラブルには違いないのですから、エム側には説明責任があるはずで、そのへんの不親切さには大いに不満を覚えざるを得ませんでした。結局約1時間遅れで競技は再開し、最後の競技まで無事に実施されて良かったです。ただ、エムの係員の謎な動きだけは未だ説明がつきません。いやはや、事件の多い週末でした。
by mfbox | 2012-12-13 15:06 | 冬だ!スポーツだ! | Comments(0)