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6月5日 新世界へのホライズン

今日も今日とて映画館へ。今回は特別上映の「The Assorted Horizon」です。先刻の「進撃の巨人」主題歌を担当されたLinked HorizonことRevoの独特の世界観を表現するサウンドステージ、Sound Horizonのライブステージを収録したDVD発売に合わせて、その内容を上映する特別企画です。Sound Horizonは、私の場合はライブに歌い手としても参加している霜月はるかさん経由でその存在を知ってはいましたが、その独特なステージに興味はありつつも、これまで見る機会がなく、その不思議な人気ぶりがどこから来ているのかにも興味があったので、せっかくの機会だからと、(霜月さん目当てというもの含め)見てきました。

特別上映ということで、料金が通常の映画とは異なり2500円と、ちょっと値がはるものでしたが、その希少性と、ライヴビューイングのようなものと考えれば割には合うと考え、気にしませんでした。そして、2時間という長丁場で、ミュージカル仕立てのよく練り上げられたステージ劇に、Revoはじめ実力派ヴォーカリストたちによる高らかな歌唱が空間を盛り上げ、熱狂的な観客の歓声も相まって、どこぞのアイドル顔負けの一体感が包み込む不思議なライブステージを堪能しました。ミュージカルは正直苦手だったのですが、このステージは苦手意識は全く感じませんでした。ミュージカルというのは相応しくなく、むしろ物語を紡いだコンセプトライブという方が正しいのでしょう。だからこそ、劇を見ているにもかかわらず、音楽に酔いしれていたのだと思います。とはいえ、ステージで紡ぎだされる物語の展開に引き込まれるのもまたSound Horizonの世界で、Revo氏の演出能力の高さが窺い知れるところでもありました。

それにしても、観客数こそまばらでしたが、女性率の高さが目に付きました。もともとCDもタイアップらしきタイアップもないのによく売れることからも、Sound Horizonの不思議な人気が気になっていたところでしたが、Revo氏のカリスマ性の成せるわざだったのかもしれません。私的にはゲストヴォーカリストの方が気になってしまうんですけどね。
by mfbox | 2014-06-06 21:37 | オタクゴタク(語託) | Comments(0)