札幌での生活あれこれを御紹介。


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10月18日 今夏のアニメはいっぱいあって評価が大変だ

今夏のアニメ視聴が一部を除いて終わりましたので、恒例の各番組評価をしたいと思います。今期は35pt作品が3作も出たので一見豊作に見えますが、前期同様良作と駄作の差が大きく、加えて期待していた作品に裏切られる状況にも陥りました。切ろうと思っていた作品が結局切れずに視聴番組数は今年最多の30番組でしたが、これだけ多いと各作品に集中できないというのもありますよね、やっぱり。それでは、今期の評価です。

「ハナヤマタ」(AT-X 全12話 原作:浜弓場双 製作:マッドハウス)
(4.7, 4.3, 4.6, 4.4, 4.0, 4.7, 5.0, 4.2; 35.9pt)
 輝ける学園生活に憧れながらも平凡に甘んじていた関谷なる(上田麗奈)が、ハナ・N・フォンテーンスタンド(田中美海)との幻想的な出会いをきっかけに、ハナの目指すよさこいを通じて自らも輝かしい世界へと踏み出すよさこい青春学園群像劇。
 まんがタイムきらら系列にありながら、ストーリー重視非4コマのフォワード作品。きらららしい可愛らしさはあるものの、内容はシリアス重視の真面目な学園ものであり、そこを見違えると作品の評価が大きく変わってしまうため、見る人を選ぶ作品だったかもしれない。幸い私は青春群像劇ものは大歓迎な視聴者なので、きららとの相乗効果で大好きな作品となった。まさかごちうさと並ぶ評価になるとは思わなかったが、きららフェスのPVから泣かせてきただけあって、フェスの時から既に感動の渦に飲み込まれていたのかもしれない。
物語:よさこいを通じて輝いていくなるの変化を12話を通じてしっかりと感じることが出来た。マチ(沼倉愛美)の部加入が10話にずれ込むなど構成面での不安要素はあったが、ストーリーラインがしっかりしていたので許容できる。
世界観:江ノ島聖地の作品は数あれど、江ノ島の雰囲気をこれほどまでに美麗に幻想的に描いてきた作品はない。よさこいは端折られ気味な上、美少女アニメゆえ踊りがどうしても弱々しく、よさこいならではの迫力が不足してるのは否めない。
人物:青春群像劇ならではの、少女たちの輝ける動き、葛藤、迷いなど心の変化、感情のシンクロ、一致団結ぶりとそこに至るまでの過程など、繊細かつ物語性に富んで表現されていた。
作画:世界観でも触れた通り、特に風景や全体的な描写の雰囲気にマッドハウスならではの優れた表現が生きていた。キャラクターも可愛く描かれているのだが、目の形が丸かったり角ばったりで安定しなかったのは気になった。
声優:これまでのきらら作品に比べ知名度の点で一段落ちる点が不安だったが、一番新人な田中&奥野の声が最も印象に残る結果となったのは驚き。あと、沼倉さんのビジュアルシンクロ度の高さは特筆。
魅力:各キャラとも印象深いのだが、やはりハナの可憐さと活発さの同居はこの上ない魅力。ストーリー進行のきっかけを作る重要キャラだけに、注目しないわけにはいかない。
主題歌:OP「花ハ踊レヤいろはにほ」(チームハナヤマタ(関谷なる(上田麗奈)、ハナ・N・フォンテーンスタンド(田中美海)、笹目ヤヤ(奥野香耶)、西御門多美(大坪由佳)、常盤真智(沼倉愛美)))(5.0)、ED「花雪」(SmileY.inc)(4.9)。OP/EDとも最高の楽曲でした。作品を見事に表現した歌詞、常に泣きのフリを作る曲調、どこを切り取っても作品の場面が浮かんでくる、これほどまでに作品とシンクロして感動する曲たちがOP/EDとも揃うことはまずありません。文句なく最高点をつけさせてもらいました。
劇中音:シリアスを含めた雰囲気作りのBGMが冴えてました。よさこい的には、シーンが少なかったこともあり、よさこいをしっかり描いてほしかった人からすれば不満があるかも。

「月刊少女野崎くん」(TVH 全12話 原作:椿いずみ 製作:動画工房)
(4.6, 4.5, 4.5, 4.6, 4.2, 4.5, 4.3, 4.0; 35.2pt)
 恋する女子高生佐倉千代(小澤亜李)が思い切って告白した相手、野崎梅太郎(中村悠一)が実はプロの少女漫画家で、ファンと勘違いされた佐倉が成り行きでアシスタントとなって手伝う野崎くんと他のアシスタント(男子学生複数)らによる、身の回りの恋愛イベントをネタに倒錯や勘違い含みで漫画に展開する漫画制作学園ラブコメ。
 洗練されたギャグセンスが物語中に展開された、笑いの絶えない作品。漫画制作のネタとなるストーリーを学園生活から拾うという展開を取っており、ストーリーもあるある的なものとなっており構成力も抜群だった。なにより佐倉千代の純粋な心をもちながらも器用に立ち回れるハイスペックぶりがそのビジュアルとも相まって印象的だった。期待作ではあったが、それ以上のものを見せてくれた。漫画制作アニメーションが新たなジャンルとして開拓されつつあるが、その理想型を描いたように思う。
物語:恋愛少女ものの展開を現実で展開(しかも倒錯的に)し、ギャグテイストたっぷりにあるあるネタとして提示し、上手にストーリーを組み立てていた。
世界観:漫画家の実態がつぶさに分かるようなリアリティが垣間見えていた印象。野崎くんの超人的な部分もあるものの、手伝いの多さは作品完成までの過程を描く上で現実味を増す効果的な点だった。
人物:とかく勘違いやすれ違いが多い印象ではあるが、誰もが気前が良く、ギスギスすることもなく良い関係性が描かれている。巧みなのはアシスタント外でも各キャラの性格を利用して接点を持たせていること。演劇に御子柴実琴(岡本信彦)が絡むシーンなどは特筆。
作画:動画工房の安定ぶりには頭が下がる思い。可愛らしさが印象的な佐倉だけでなく、他のキャラの作画も安定していた。漫画制作というジャンル上特に手元の繊細な動きが求められるが、その辺もばっちりだった。
声優:人気声優が揃い、新人の小澤をもり立てる図式。男女のバランスがとれてるのも本作の特徴的な点。ちなみに中村くんはこれと劣等生と六畳間で同時に主役ですと。たいした人気です。
魅力:各キャラの性格的な魅力はそこそこ描かれているが、やはり特筆なのは佐倉千代がこれでもかというくらいに可愛く描かれていること。先にハイスペックと言ったが、加えてドジっ子属性まで備わっていて、目が離せないキャラになっていました。
主題歌:OP「君じゃなきゃダメみたい」(オーイシマサヨシ)(4.2)、ED「ウラオモテフォーチュン」(佐倉千代(小澤亜李))(4.3)。OPはラス前のトランペットがまんまRip Slimeだが、それを含めてもノリが良く爽やかで聞き心地が良い。EDは画面上は佐倉の可愛さを前面に押し出しつつ、サウンドエフェクトが効果的でクセになる楽曲。
劇中音:制作場面とドタバタが大半の構成ということもあって、サウンド面での印象は薄く、可もなく不可もなくと言った所。

「普通の女子校生が「ろこどる」やってみた。」(BS-TBS/TBS-Ch1 全12話 原作:小杉光太郎 製作:feel.)
(4.4, 4.4, 4.4, 4.5, 4.1, 4.8, 4.0, 4.4; 35.0pt)
 金欠で水着が買えず困っていた宇佐見奈々子(伊藤未来)に叔父からもたらされた前金付きの美味しいバイトの話は実は市民プールでのローカルアイドル活動だった。その後も相方で先輩の小日向縁(三澤紗千香)とロコドルを続け、次第に全国区になっていく活動を身の丈を考えながらこなしていくご当地アイドル青春ストーリー。
 野崎くんが漫画ものならこちらはアイドルもの。とは言っても、小さなマチの地元愛にあふれた小さな活動を描いた比較的落ち着いた雰囲気の作品で、WUGやラブライブとは一線を画す。あくまで地元優先、地元密着をテーマにしており、アイドルを目指して大きく羽ばたこうとするのではなく、身の丈の範囲でやれることをやろうとする姿勢に好感が持てる。また、あまりハラハラすることなく、気軽に見られたのも勝因。こちらも期待を大きく超えて素晴らしい作品となった。
物語:地元に足を据えた活動をするロコドルたちの謙虚さがにじみ出た好感の持てるストーリー。最終的に全国展開するが、手の広げ方も慎重かつ冒険せず、地元優先が強調され好印象をアピールしている。
世界観:活動の場所が地元中心で、まさにロコドルの鏡とも言える活動ぶりが印象的。全体的に感じられる慎ましやかさが良い。
人物:謙虚であること、助け合うこと、何が出来るかを常に考えていること。アイドル活動にも真剣な姿勢で望む彼女たちの姿にほれぼれする。科と言えば普通の女子校生らしさもにじみ出ていて、少女っぽさ、若さが溢れている。
作画:キャラクターの可愛らしさを重視した印象的な人物画が特筆。CM前後や提供バックの1枚絵も丁寧で見ほれてしまう。
声優:新鋭の声優が中心ながら、個人的注目(水瀬、井澤詩、津田)が集中していた印象。下田は安定の変態属性。あと叔父(室園丈裕)の緩さがなかなか良かった。
魅力:キャラクターに恵まれていた。作画面はもちろん、性格面でも素晴らしいのは上述の通り。
主題歌:OP「ミライファンファーレ」(3.8)、ED「未来少女たち」(4.2)(共に流川ガールズ(宇佐見奈々子(伊藤未来)、小日向縁(三澤紗千香))※EDは後に三ヶ月ゆい(吉岡麻耶)、名都借みらい(水瀬いのり)が追加)。共に未来をテーマにしたグローイングソング。身の丈の雰囲気がある作品とはややずれる気もするが、OPは明るい雰囲気で広がる希望を、EDは努力と支えをうけて進む前向きさを、それぞれ出した曲で、共に曲の印象は良い。
劇中音:「ああ流川」「魚心くんソング」など、地元やご当地キャラを盛り上げる曲が頻度多く登場し、作品の地元愛を盛り上げるのに一役買っている。この地元重視の姿勢は最後に披露される「流川ガールズソング」で大成することになる。

「Fate/Kaleid Liner プリズマ☆イリヤ Zwei」(AT-X 全10話 原作:ひろやまひろし、TYPE-MOON 製作:Silver Link)
(4.3, 4.2, 4.2, 4.3, 4.9, 4.3, 3.9, 4.1; 34.3pt)
 喋るステッキにそそのかされて以来魔法少女を続けているイリヤ(門脇舞以)と、任務中のカードの暴走でイリヤから分裂したクロ(斉藤千和)によるトラブルに見せかけた暗殺行為や喧嘩、それが解決してからも訪れるカードを狙う新たな最強の敵との戦いを描いたドタバタ魔法少女バトルコメディ。
 昨年同時期に放送された同作品の続編で、可愛らしい魔法少女の外見とは裏腹なハードなバトルが健在のギャップが楽しみなアニメ。Zweiではキーパーソンとなるクロを中心とした展開はもちろん必要なのだが、クロの登場によりイリヤの強大な英霊化が出来なくなってしまうなど、Fateである理由でもある英霊の登場が極端に減り、バトル要素が物足りなくなってしまった印象はある。ドタバタ成分は維持されており、作品の面白さは辛うじて残った感じ。
物語:基本的には原作に忠実に書かれてるようで、クロがイリヤと仲良くなるまでと、バゼットとの対峙という2つの物語はバランスも良い。ただ、ストーリー重視にしたせいか、面白みに欠ける部分もちょっとはある。
世界観:既にFate本筋を気にすることなく本作品独自の世界観は出来上がっている。とは言ってもバトルシーンあってのものであり、バトルのやや少なかった本作ではちょっと物足りない印象も。
人物:イリヤの心の迷いやクロのむき出しの感情など、心理面に重きを置いた展開が増えている。あっても良いが、もうちょっとドタバタがあった方が本作らしい気がする。
作画:この作風にも慣れてきた。バゼット編での破壊力抜群の作画はこの作品がバトルものであることを思い出させるに十分な効果があった。
声優:バゼット役で生天目仁美が出演し、ぱにぽに以来の個人的トップ3植田+門脇+生天目揃い踏みとなった。斉藤、名塚含め大好きな中堅どころが一堂に会し、これ以上ない声優満足度を誇る。
魅力:前回ほどキャラクターに夢中になれていない館がある。Fate本筋とのギャップで引き立てられていたキャラクター萌えの印象がやや薄らいでいるのは否定できないか。
主題歌:OP「moving soul」(栗林みなみ)(4.1)、ED「Two By Two」(幸田夢波)(3.7)。OPは激しいイントロから始まる格好いい曲で栗林の十八番だが、前回のChouchoのような、曲とストーリーのシンクロが感じられない。EDはリズムよく、全体を通して元気さが感じられ、声優ソングでは片付けられない何かを持っている気がする。
劇中音:魔法展開時の効果音はFateの世界観に引き戻す十分な効果がある。ドタバタのシーンは分かりやすい効果音で、メリハリがついている。

「魔法科高校の劣等生」(TVH 全26話 原作:佐島勤 製作:マッドハウス)
(4.2, 4.4, 4.0, 4.4, 4.5, 4.0, 4.0, 4.2; 33.7pt)
 兄妹揃って入学した魔法科高校だが、妹の守護のために魔法力を解放できない兄・司馬達也(中村悠一)は最優秀成績を収めた妹・美雪(早見沙織)と分かれ、ブルームと蔑まれる二科生として所属する。その後生徒会や風紀委員の活動や一二科生間差別でいざこざと縁が切れない学園生活を送りながらも、もう一つの立場である国防陸軍への協力も陰で行い、物騒な学園生活を送る魔法学園バトルファンタジー。
 人気ライトノベル原作のアニメ化作品だが、原作は設定が緻密すぎて、アニメ化にあたり、映像だけで読み取れない設定をどう表現するかが鍵だったが、大胆にも説明台詞を多用して言葉で理解させようとしてきた。つまりは魔法の視覚的要素のみを映像表現することに割り切ったとも言える。学園生活は確かに送っているが、裏でうごめく策略の物騒さの方が目につくため、学園ものにかこつけた異能警察ものとしても違和感がない、とは言い過ぎか。面白かったとは思うが、何となくの域を出ない。
物語:3部作で展開されたのだが、どれも似たような展開で、生徒間のいざこざや体育祭、弁論大会と学生が活躍する場の裏でうごめく謀略があり、いつの間にやら生徒にばれて対策されるという、格好の餌状態の敵が描かれている。生徒たちの活躍のためとはいえ、敵がこうも形無しでは、物語が薄くなってしまう。
世界観:魔法を多用することで、魔法に依存した世界というものを表現するのには成功していると思う。ただし説明に頼る所が多く、主人公を除くキャラの魔法の特性や実力を詳細に判断できるシーンは少なかった。
人物:まず頭について出る言葉が「物騒」。聖人のような考えの持ち主もいるが、差別、騙し、策謀、残虐性と人の暗部を簡単に見せられるとさすがに滅入る。
作画:マッドハウス復権の狼煙を上げる作品となった本作。細かい所まで丁寧で繊細な作画が見られた。
声優:人気の新鋭を中心に一通りの声優は揃えた感じ。好きな声優は伊藤静くらいだが、中村・早見の兄妹や内山夕・佐藤聡など男女バランスよくそれなりに豪華に感じる。
魅力:お兄様の強さが魅力かと言われれば、汚れ仕事やパワーインフレで微妙な感じ。妹にしてもお兄様とのギブアンドテイクがアンバランスで印象が悪い。他のキャラも魅力を見いだすには今ひとつ不足気味。
主題歌:OP「Rising Hope」(LiSA)(4.8)、「grilletto」(GARNiDELiA)(3.7)、ED「ミレナリオ」(ELISA)(3.8)、「Mirror」(安田レイ)(3.5)。OPはとにかく格好いいLiSAのハードなサウンドが響いてくる。きたまえライブでもノリノリで聞かせてもらった。ELISAのEDは澄んだ声が通り美しい旋律に聞き惚れる。あとは聞いてて違和感はなかった程度。
劇中音:魔法使用時の効果音が特徴的だった。音は単一なのだが汎用性が高く、普通に人を殺して(消して)いるのだが、魔法の効果音で残虐性までも上手くごまかしている。

「モモキュンソード」(AT-X 全12話 原作:キビダンゴプロジェクト(オリジナル) 製作:トライスラッシュ x Project No.9)
(4.2, 4.3, 4.0, 4.3, 4.3, 4.2, 3.8, 4.0; 33.1pt)
 桃の中から生まれてきた少女桃子が住む村に奉られている桃色の欠片を狙って鬼が出現し、村人を守ろうと飛び出した桃子だったが、その前に出現した天女たちにより欠片が強大な力を保つ三千実の桃の散らばった一部だと知る。同じように全国に散らばる欠片を鬼たちが狙っていることを聞き及び、天女たちの協力を得ながら桃の欠片を探す旅に出ることを決意するセクシー御伽バトル伝奇ファンタジー。
 おとぎ話の桃太郎を題材に、桃太郎を桃子に置き換え、鬼退治をするという基本線は維持しつつ、三千実の桃を巡る三すくみの陰謀(?)を見せ、また、鬼側にも鬼姫というヒロインを仕立て、鬼が必ずしも悪ではないという雰囲気を出すなど、複雑に事情が入り乱れた一筋縄ではいかない物語を展開している。一方ではセクシーなシーンを見せながら、ギャグも絶妙に織り交ぜ、楽しい桃探しの旅を演出している。雰囲気で見てても分かりやすい展開なので気楽に見られたのが良かった。当初は切り候補だったが、化けてくれた。
物語:オリジナル作品ながら、原案は誰もが知るおとぎ話なので、単純明快な物語で分かりやすかった。
世界観:おとぎ話に出てくるような昔風・時代劇風の風景や街並みで、ファンタジー感をたっぷりと感じ取ることが出来た。
人物:陰険な鬼や裏がありそうな朝廷側など曲者もいるものの、基本的には敵味方とも目的にまっすぐな直情型で理解できる。鬼側にも感情移入できる作風になっているのは印象的。
作画:セクシーなシーンに目が行きがちではあるが、鬼の容姿も手を抜かず、天女隊の衣装など細かな特徴を印象的に描いており、全体的に良好な作画。
声優:ゆるゆり声優が勢揃いしているところがまず目を引く。中堅どころで手堅くまとめられ、キャラクターともあっていた。
魅力:女性陣の魅力は、ネタにされている皇天女(浅野真澄)を含めよく表現されていたと思う。ただ、男所帯の鬼勢まで同じように表現しているのはどう評価したら。。。
主題歌:OP「桃色ファンタジー」(千菅春香)(4.0)、ED「モモキュンソード」(竹達彩菜)(3.6)。OPは本作にぴったりなタイトルのリズミカルなポップチューン。琴浦さんEDが印象的な千菅さんの新境地、というかこちらが本来?EDはちょっと幼稚な感じがして好きにはなれなかった。
劇中音:天女隊のデビューソングがなかなか良い。それを別にしても移動時ののどかな雰囲気や戦闘時のシリアスな雰囲気にそれぞれ応じたメリハリあるBGMが印象的。

「Persona4 The Golden Animation」(BS-TBS/GyaO 全12話 原作:ATLUS 製作:A-1 Pictures)
(4.0, 4.3, 4.1, 3.9, 4.2, 4.1, 4.3, 4.2; 33.1pt)
 家庭の事情で叔父のもとに世話になることになった鳴神悠(浪川大輔)が新たな地で学園生活を始める中で、マヨナカテレビの噂を調べるうちにたどり着いたテレビの中の世界で、紹介されたマリー(花澤香菜)を新たに迎えて仲間たちと始める黄金の日々を描いた異世界バトルファンタジー。
 前回放送時は物語の深さと謎解きの面白さ+冴えたコミカルで高評価だったが、本作は前回放送分を大胆にカットし、新規シーンを中心としたストーリー展開となっている。いわゆるおまけエピソード。前作視聴前提の構成は潔い反面話のぶった切り感も否めず、面白さの一要素だった謎解きがごっそり抜けて楽しみ方を見失ってしまったのが正直な所。週30作も見ているので前作を見返す余裕もなく、分からないまま流し見してしまい後悔しきりです。最終話のCM明けいきなりラスボス戦は、ガソリンスタンド店員の秘密を知らないと理解できないシーンだったので、本作放送前にTV初放送の前作26話を見ておいて本当に良かった。
物語:いわゆる●巡目の世界のようなもので、ストーリー展開は前作放送のものに乗っかっているので、そこを理解していれば物語を追うのに苦はないが、逆に言えば新しい展開があるわけではない。
世界観:影世界は中盤まであまり表現されなかったが、マリーの出自を追求するにあたり、シャドウの世界に行かざるを得ず、概ね前作通りに表裏の世界観を描くことは出来ている。
人物:各自の真実を見つめる前作序盤の大事な展開がごっそり抜け、心理描写を重点的に描かれたのはマリーと足立(真殿光昭)程度。あとはギャグ寄りの既出メインキャラのコミカルさで保っている感じ。
作画:比較的粗さの目立つ作画だった。特に今期は優秀な作画の作品が多く、それらに囲まれ、粗作画が余計に目立ってしまった。
声優:続編なので新キャラのマリー除き追加声優はない。
魅力:キャラクターの性格は前作で把握済みなので、魅力が変化することは基本的にない。
主題歌:OP「Next Chance to Move On」(4.6)、ED「Dazzling Smile」(3.9)。ハイカラサウンドは健在。OP、EDとも平田志穂子の独特の軽い歌声が雰囲気重視の本作のキーサウンドになっている。
劇中音:もう何が原作ゲームで使用されていたかを判断できる状況ではなくなったが、洒落たBGMは今期も冴えていた。

(旧作)「東京レイヴンス」(AT-X 全24話 原作:あざの耕平 製作:エイトビット)
(4.3, 4.4, 4.1, 4.4, 4.2, 4.1, 3.9, 4.1; 33.5pt)
 土御門という陰陽道の名門の家系にありながら才能に恵まれず不遇の人生を歩んできた春虎(石川界人)が、本家の夏目(花澤香菜)と式神の契約を交わし、ずっと逃げてきた陰陽道と向き合うことを決め、東京の陰陽学園でさまざまな荒事に巻き込まれる伝奇的陰陽学園ファンタジー。
 最近は作品数の多さから見ず切りしてしまう作品が多く、後刻の評判で機会があれば視聴という作品が増えてきているが、その中でも本作は見なかったことを後悔せざるを得ない良作だった。ストーリーはしっかりしているし、2クールかけて複雑に絡み合う陰陽世界の争いや隠された真実を巧みに表現しており、気になる引きが続き面白く見続けることが出来た。
物語:竜や鴉、式神など陰陽道に関係するものなら何でもありの世界表現ではあったが、すべて納得のいく表現だったのはストーリーがしっかりしていることの裏返しでもある。
世界観:陰陽道に基づいた様々な術式の発動など、各キャラクターの派手な能力、技の応酬が迫力を感じさせる。
人物:幼少期の関係や家族への想いなどが心理のベースにあるのは分からないではないが、破天荒な行動が目につくのはいまいち共感しにくい部分ではある。
作画:まるでJ.C.STAFFが描くようなしっかりとした線のキャラクター重視な作画が眼福。陰陽道の雰囲気も出ていて、当時3本(ワルロマ、IS2)も抱えていたとは思わせない好作画。
声優:人気どころもベテランも揃い、役どころを忠実に抑えた配役が光る。
魅力:キャラクターの作画的魅力はあるが、事情の複雑さもあって行動面での共感はしにくかった。陰陽系の作風はおどろおどろしさがある。
主題歌:OP「X-encounter」(黒崎真音)(4.2)、「~Outgrow~」(Gero)(3.6)、ED「君が笑む夕暮れ」(南條愛乃)(3.7)、「Break a spell」(川田まみ)(3.9)。OP1は初回放送時から格好良さが圧倒的だった黒崎の新境地デジタルサウンド。I’veっぽいと思ったら、本当にI’veに転籍してました。OP2は一転してバンドサウンド。かなり叩かれてたけどそこまで悪くはないと思う。ED1はfripsideで活躍中のナンジョルノのソロだが、穏やかすぎて印象が薄い。ED2はI’ve重鎮川田まみが満を持して登場。彼女らしい良い曲なのだが、リアル視聴してなかったのが悔やまれる。
劇中音:陰陽道らしさを随所に感じさせるBGMが効果的。




「アルドノア・ゼロ」(AT-X 全12話 原作:Olympus Knights(オリジナル) 製作:A-1 Pictures+TROYCA)
(4.0, 4.3, 3.9, 4.3, 4.2, 3.9, 4.2, 4.1; 32.9pt)
 地球との戦争を繰り広げてきた火星の皇女アセイラム(雨宮天)が和平締結のために下り立った地球で陰謀により急襲され、火星と地球の戦争が始まった。明らかな戦力差のある火星軍に対抗する地球人たちを描いた近未来異星間ロボットバトル。
 本作を見て思ったのは、明らかにパワーバランスがおかしいということ。別に一方が強すぎることがおかしいと言ってるのではなく、強すぎる相手に機転だけで立ち向かう無謀が何故か何度もまかり通ってしまうことがあり得ないのだ。アニメだからと片付ければという意見はもちろんあろうが、それにしたって奇跡が起こり過ぎである。魔法力とか人体に隠された力とか、まだヴァルヴレイブのほうが納得できる。そんなわけで、圧倒的な戦闘美を見せつけられても、戦闘の中身がこうも矛盾だらけでは混乱と不満しか残らない。久々に期待できるロボアニメだと思っていたのに、残念な結果である。まぁ、1月からの2期は見ますけどね。
物語:戦力差を見せつけるかのように次々襲い来ては追い討ちをかける敵に、絶望と希望を行ったり来たりするジェットコースターなストーリーはハラハラした。
世界観:圧倒的戦力差を見せつけるかのような火星カタフラクトの巨大さが、宇宙人との戦争というスケールのインフレを巧みに見せつけている。
人物:火星人の好戦的で不遜な態度。これに圧倒的優位が加われば醜い人間の出来上がり。見下されている人間側もどうにも感情が読み取れない(敢えて感情を押し殺している伊奈帆は別にしても)。まともな人はいないのか?
作画:戦闘の迫力を見せつけるに十分なロボットの作画は見る価値あり。また、宇宙戦争ならではのスケールの大きさも良く表現されている。
声優:出演声優を気にしてられないほどの激しい展開。あまりの非情さに佐倉・水瀬・速水でラビットハウスに逃げ込みたくなったぞ(笑)。
魅力:人物評がアレなので、キャラクターに対する魅力もあったものじゃない。とはいえ、アセイラム姫&エデルリッゾ(水瀬いのり)はヒロインらしく魅力的に扱われている。
主題歌:OP「heavenly blue」(kalafina)(4.6)、ED「A/Z」(3.8)「aLIEz」(3.8)(共にSawano Horoyuki[nZk])。OPは出だしこそ激しさを意識しているがkalafinaらしい整った斉唱が雄大さを醸し出している。EDの2曲は明暗を意識しているようだが、展開上明の部分はどこにも見当たらない。
劇中音:こういった戦争ものは結局破壊音がサウンド面ではものを言う。戦争らしさは感じられたのでそれなりには出来ていたのだろう。

「Free~Eternal Summer~」(AT-X 全13話 原作:おおじこうじ 製作:京都アニメーション)
(4.2, 4.2, 4.1, 4.5, 4.1, 4.1, 3.7, 4.0; 32.9pt)
 遥(島崎信長)ら4人で結成した岩鳶高校水泳部が、遥らの卒業年次となり、様々な紆余曲折を経て、ライバル高の鮫塚高校と切磋琢磨しながら、メドレーリレーで全国大会に進むまでを描いた青春スイミングサクセスストーリー
 大好評だった同作の2期。進級し、遥らの卒業後を意識したストーリーが展開され、キャラ萌えだけじゃないスポーツ青春物語らしさが随所に見られた。各々の水泳に対する想いが吐露されるなど人物的な掘り下げも行われ、2期に入っても物語の新鮮さを失うことがなかった。
物語:鮫塚高校をライバルに位置づけることで、遥と凛(宮野真守)や他のメンバー同士の対峙に友情が見え隠れするようになって、視聴時の爽快感が増した。
世界観:ただひたすらに泳ぎに賭ける青春を表現している。それ以上でもそれ以下でもないが、余計なことに手を出すよりはずっと良い。
人物:1期では泳ぎばかりだったキャラクターの過去や内面を掘り下げるシーンが多くなった。2期ものでは必然なことだが、掘り下げたことでストーリーに重みが増したとは言い難いかも。
作画:さも当然と言わんばかりの作画クオリティには頭が下がります。さすが京アニ。
声優:男色系作品なだけあって、男性声優は人気どころを揃えていて、豪華と言えるだろう。
魅力:作品内の松岡江(渡辺明乃)よろしく、隆々な筋肉質に萌えることが出来たなら、この作品においては勝ちでしょう。私はそこには魅力は感じないので、彼らの青春してる姿が美しい方を魅力とします。
主題歌:OP「Dried Up Youthful Fame」(OLDCODEX)(3.8)、ED「future fish」(Style Five)(3.6)。OPは作品の雰囲気がやっと分かってきて、パンキッシュなこの曲調が作品に合っていると感じるようになってきた。EDはコミカル気味に変わった。こちらは1期の方がよかったかな。
劇中音:泳ぎの部分でBGMがしっかり盛り上げていたのは、やるべきことが出来ている証。

「六畳間の侵略者」(AT-X 全12話 原作:健速 製作:SILVER LINK)
(4.1, 4.2, 3.8, 4.6, 4.0, 4.5, 3.7, 3.9; 32.8pt)
 安家賃の借間を手に入れた里見孝太郎(中村悠一)が、その部屋にこだわり手に入れようと押し掛けた幽霊や魔法使い、異世界人、地底人を名乗る美少女たちとなし崩し的に共同生活を送ることになるドタバタホームコメディ。
 ボロアパートの六畳間を巡って畳数以上の人間が争うという奇特さは他にない。こちらも当初は切り候補だったが、キャラ画の魅力があって実は当初から化けそうなオーラはあった。惜しむらくは、原作では公開されているらしい様々な裏設定を知っておくべきだったと思われる点が多々あったこと。裏設定を透かして見せようとして却って物語が混乱したように感じた。
物語:争ったり巻き込んだり共闘したりと、忙しい展開だったが、12話を通じて彼らの中に何かつながりを感じさせるように描けていて、ハートフルな要素も感じさせる。
世界観:六畳間を巡る争いがいつの間にか手を取り合う展開になっているのが面白い。六畳間や学園だけでなく各勢力の場面もしっかり用意されてある。
人物:キャラクターは立っているのだが、物騒だったり我侭だったり、いまいち好きになれる要素が無い。さらに悪いのは隠された設定が隠されたまま終わってしまったことで、人間関係の読み取りに混乱を来した。原作既読だったら印象が変わっていたかもしれない。
作画:美少女を可愛く(ゆりか(大森日雅)については残念っぷりも)描くことに特化し、周囲の作画も彩りを添えるように極力単純化しつつも、見栄えだけは確保されていて、非情に好感触。
声優:新人声優をヒロインズに配置した大胆な声優構成。主人公と各ヒロインの補佐役が人気どころで、声優構成的にも物語内の役割とシンクロしているのが面白い。
魅力:キャラ個々の行動にはやきもきさせられたが、性格面では許容できる所もある。なによりキャラが立っているのに加え、作画面での魅力は優位に立つ。
主題歌:OP「好感Win-Win無条件」(ハート♡インベーダー(鈴木絵理、大森日雅、田澤茉純、長澤まりあ))(3.5)、ED「恋はみるくてぃ」(petit milady)(3.8)。OPは今期流行したアニメ内急造ユニットの典型で、今期は物語にシンクロしていないこれらのユニット(他にじんせーず、にーそっくすす、あいまいみーまいん)はバッサリ切った。EDはちょっと歌謡調な雰囲気が漂う竹達&悠木のプチミレ2曲目。いずれもキャラホビで聞けていれば印象も変わったろうにと思うと勿体ない。
劇中音:各勢力の表現は映像で十分だった感じで、BGMでの盛り上げはほとんど感じられなかった。

「グラスリップ」(AT-X 全13話 原作:カゼミチ(オリジナル) 製作:P.A.WORKS)
(3.8, 4.1, 4.1, 4.4, 4.1, 4.0, 4.1, 4.1; 32.7pt)
 とある港町のカフェに集う仲の良い5人の男女たち。そのうちの1人深水透子(深川芹亜)の感受性の強さに共鳴を感じ、無作法に透子の前に現れた沖倉駆(逢坂良太)と、時々見える不思議な映像の謎を追いながら仲を深めるうちに、他の友人たちとの関係性が変わっていく青春群像ファンタジー。
 P.A.の北陸シリーズ第3弾として、安定した青春群像劇が期待されたが、今回は人間関係が静かすぎたのか、いまいち物語に躍動感を感じられず、平凡な評価に終わってしまった。P.A.のキャラは予測不能な行動を起こしがちだが、その行動が物語を動かす推進力とならなければキャライメージの低下にもつながる諸刃の剣だと改めて思い知った。今期の期待5作の1つだったのにまさか10番にも入れないとは。。。
物語:13話を通じて描きたかったのが何なのかが分からなかった。見えた映像が結局何の役割をしていたのか分からないし、人間関係も妥協のうえに成り立ったペアという感じが否めず、すっきりしないまま終わってしまった印象。
世界観:良かったのは三国町をベースにした風景の描写くらい。未来視と思しき映像も不思議描写にはつながっていない(12話の不可思議さは唐突すぎて評価の対象にならない)。
人物:各々が親友たちを思う気持ちは伝わった。とはいえ、その想いが関係性の変化につながっておらず、物語性のなさの一因となっている。
作画:安定した画力のP.A.で、舞台の背景や雰囲気などはさすがと思わせるレベルなのだが、本作に限ってはキャラ画に癖があるというか、下手ではないのだが表情の濃さが気になった。
声優:人気声優が揃い、堅実に固めた印象。ただ、種田とか東山とか個人的注目株がいるんだけどいまいち盛り上がらなかったのは作風のせいかな?
魅力:各キャラの行動がバラバラな感じで、物語の収束性を感じさせない一因なのだが、もどかしさばかりが募り印象が悪い。表情描写の濃さも魅力の高まらない一因。
主題歌:OP「夏の日と君の声」(Choucho)(3.9)、ED「透明な世界」(nanoRipe.)(4.2)。OPは落ち着いた作風に合った雰囲気重視の静かな曲。ただ静かすぎて抑揚すらなかったのが低評価の要因。今夏2回もライブで聞いたのだが。。。EDは花いろでP.A.と蜜月のあるnanoRipe.の明るいバンドサウンド。コミカルな映像と相まって作中のもやもや感を打ち消してくれる良曲。
劇中音:雰囲気作りにはこだわりが感じられ、駆の母親のピアノなど、印象的な音の場面は多かった。

「Rail Wars!」(TBSCh1 全12話 原作:豊田巧 製作:パッショーネ)
(3.8, 4.2, 3.9, 3.9, 4.1, 4.3, 3.9, 4.1; 32.2pt)

 国鉄が民営化しなかった仮想現代における、鉄道公安隊に配属された職場研修生たちの勇気ある有事への対処を描いた(セクシー)鉄道アクションストーリー。
 鉄道を前面に押し出したアニメといえば「鉄子の旅」が思い出されるが、本作は全く別物で、鉄道の面を被ったセクシーアクションを見所にしており、正直下劣な雰囲気が感じられ、当初は視聴を見送るつもりでいた作品。結局鉄道に釣られて見ることにしたが、鉄道の内容は語りが多く扱いも雑で、ヒロインはバトルキチガイで魅力はセクシーさ任せ。作画も所々怪しく、ある程度内容があるにもかかわらずどの視聴目的も充足できない中途半端な作品に終わってしまった。何で32pt超えしたのか自分でも不思議。

「東京ESP」(BS11 全12話 原作:瀬川はじめ 製作:XEBEC)
(3.9, 4.4, 4.0, 4.0, 3.9, 3.9, 4.0, 4.0; 32.1pt)
 人類に秘められた超能力を開花させる謎の光る魚が散蒔かれ、超能力者たちにより荒廃した東京で、同じく超能力に目覚めた漆葉リンカ(木戸衣吹)が、混乱する中出会った東京太郎(河本啓悟)に導かれて正義の味方となるべく破壊の限りを尽くす超能力者たちと対峙する超能力ハードアクションファンタジー。
 超能力で世界を救う系を期待していたが、超能力者同士のバトル、かつ救うべき人類の醜さも表現されては、どこを応援すれば良いか分からなくなる。また、ストーリー展開も矛盾だらけで、結局何も解決していないというか進んでないのは物語とは言えないと思う。超能力なので何でもござれなのはかまわないが、体技で超能力を上回ってはタイトルの名折れです。期待していただけにグラスリップ同様裏切られた感は残る。

「M3~ソノ黒キ鋼」(TVH 全24話 オリジナル 製作:サテライト)
(4.0, 4.1, 3.9, 4.1, 4.4, 3.8, 3.7, 4.1; 32.1pt)
 人類は腐敗した黒い闇、すなわち無明領域の拡大と、その無明領域から飛び出した異形の生物イマシメの脅威にさらされていた。イマシメを排除し、無明領域問題解決の糸口を探るべく結成された部隊に集められた8人の少年少女たちの数奇な運命と無明領域との対峙を描いたロボットバトル&異形ダークファンタジー。
 北海道で放送される希有な作品だったので、監督がサトジュンということもあり密かに応援していた作品。復讐劇が根底にあるので、物語としてはおぞましいものにならざるを得ず、ロボットものと言いつつ、精神論的展開が主軸となっていたのは、考えさせられる面が多かった。序盤のじれったい展開もこれに由来している。とはいえ、尻上がりに盛り上がりを見せ、物語はきちんと解決の日の目を見ており(最近これが出来てない作品の多いこと)、全話視聴後の爽快感はあった。ラジオで死ぬ死ぬ言ってさんざん脅していたのが、終わってみれば全員何らかの形で生きているのも意外な結末。

「戦国BASARA Judge End」(AT-X 全12話 原作:CAPCOM 製作:テレコム・アニメーションフィルム)
(3.8, 4.2, 3.8, 4.3, 4.3, 3.9, 3.8, 3.9; 32.0pt)
 豊臣軍で家臣として働いていた徳川家康(大川透)が、秀吉(置鮎龍太郎)の力任せの戦に異を唱え、拳をかわしこれを討ち取ったことから、秀吉に狂信している同じく家臣の石田三成(関智一)が家康を敵討ちとして対立の構図が完成したことで、国内が東軍と西軍に分かれての戦乱となった世で戦を生業とする武将たちの凄まじい戦いを描いた戦国バトルファンタジー。
 前2作は武将の破壊力が桁外れで、あり得ない戦いぶりに注目を受けた本シリーズだが、本作ではそういった大胆さが影を潜め、絆とか心理戦とか心情面での描写が増え、また陰謀や怪異の類が物語進行のキーポイントになるなど、前作までの面白さが抜け落ちてしまった感じ。また、本来の主人公である伊達政宗(中井和哉)や真田幸村(保志総一郎)の鬼神の活躍がなりを潜めたのも作品の雰囲気を大きく変えた(むしろぶちこわした?)。遅れ視聴となったため悪い評判は織り込んで視聴できたのは幸いだったが、やはり期待したものとは違ったという印象は否めない。

「ひめゴト」(BS11/niconico 全13話 原作:佃煮のりお 製作:旭プロダクション)
(3.9, 4.2, 3.8, 4.0, 4.1, 4.3, 3.5, 3.9; 31.7pt)
 借金取りに教われていた有川ひめ(桑原由気)を助けた生徒会だったが、実は男のひめの強要されていた女装姿に見惚れた生徒会がひめを常時女装の条件で生徒会に迎え入れたことから始まる性倒錯ドタバタ学園コメディ。
 性倒錯ものはそれだけでどうにでも振れる妄想力があるのだが、本作ではショートアニメとして、女ならセクシーな所が実は男なのでという所を徹底的にコミカルに一発ギャグ的に描いている。今期のキワもの枠だが、一部界隈での盛り上がりは凄かった。佐倉や赤崎が男の娘とか、口元がじゅるり・・あ、失礼(爆)。

(旧作)「ブラッドラッド」(AT-X 全10話 原作:小玉有起 製作:ブレインズベース)
(3.8, 4.3, 3.7, 3.8, 4.0, 3.9, 3.9, 3.9; 31.5pt)
 魔界に迷い込んできた日本人の少女柳冬美(野水伊織)と出会った日本オタクの吸血鬼スタズ(逢坂良太)が、絶命してしまった冬美を生き返らせる術を探るべく、魔界をさすらい戦う魔界ヒーローバトルファンタジー。
 放送当時視聴機会のなかった作品で、1年遅れでAT-Xでの視聴機会に恵まれた作品。魔界の雰囲気は良く出ていたが、ベル(ブリドカットセーラ恵美)のかき乱し方が私の嫌いな”ツンデレで物語が動く”パターンで、作画面も人物的な共感度もいまいちで魅力に乏しく、この程度の評価に終わっている。

「さばげぶっ!」(AT-X 全12話 原作:松本ひで吉 製作:Studioぴえろ+)
(3.8, 4.2, 3.7, 4.1, 4.1, 3.9, 3.7, 3.9; 31.4pt)
 痴漢に襲われそうになった所を助けられた園川モモカ(大橋彩香)は、助けた鳳美皇(内山夕実)が部長を務めるサバゲ部に半ば強引に入部させられる。そんな中でも類いまれなスナイパー能力をみせるモモカとサバゲ部の面々による、ゲスでアクの強い学園サバゲ生活を描いたゲスかわサバゲギャグコメディ。
 モモカのゲスっぷりとサバゲ部の破天荒さが際立った展開が少女漫画誌とはほど遠く、視聴中はとにかく面白いと思っていたのですが、ゲスが強調されて可愛さがなく、結果としては面白いだけじゃポイントは伸びない典型に陥ってしまった。そういえば同じサバゲアニメのステラC3部よりポイント下回っちゃいましたね。画力の差か。

「ばらかもん」(STV 全12話 原作:ヨシノサツキ 製作:キネマシトラス)
(4.0, 4.1, 3.8, 3.9, 4.0, 4.0, 3.5, 3.8; 31.1pt)
 書道展で受賞したにもかかわらず酷評した重鎮を感情のままに殴る行為に及んだ半田清舟(小野大輔)が自身の書を見つめ直すため喧噪から離れるため訪れた島で、不慣れな生活とつきまとう子供たちとのふれあいを通じて新たな一面を見つけていくアイランド書道アニメーション。
 こちらも北海道での放送があったことから見ていた作品で、一部評判では野崎くんと同系統(出版元は同じ)で面白いとか今期の日常系とかいう声もあったが、なる(原涼子)は千代ちゃんみたいに物分かりは良くないし、田舎つながりでのんのんびよりと関連づけようとしたのだろうが主人公が男である以上最近の日常系とは別物である。書道に対する真摯な姿勢と島生活でのドタバタを描いたコメディ部分はある程度評価できるが、子供たちの奔放ぶりにややついていけない気がしたのと、日テレアニメの害悪であるvap主導の無関係主題歌が本作のポイントを落とす主因。
 
「精霊使いの剣舞」(AT-X 全12話 原作:志瑞祐 製作:TNK)
(3.7, 3.9, 3.6, 4.5, 3.8, 4.2, 3.6, 3.8; 31.1pt)
 精霊を使役して戦い最強を決める精霊剣舞祭にかつて性別を偽り参加し優勝したことのあるカゼハヤカミト(古川慎)。彼の当時の偽名レン・アッシュベルを巡って様々な因恨が渦巻く中、精霊学院に編入しクレア(木戸衣吹)らとチームを作って再び精霊剣舞祭に挑む精霊剣舞バトルラブコメ。
 この作品においては代名詞ともなったテンプレオンパレードな展開が1周回って面白いと妙な評判が立ってしまったアニメだが、所詮テンプレでは既視感だらけで新たな感動は生まれない。そもそもラノベ自体が同じような展開で飽きつつあるという風潮の中では逆効果だろう。私個人の印象は作画アニメの域を出ない。
 
「まじもじるるも」(AT-X 全12話 原作:渡辺航 製作:J.C.STAFF)
(3.7, 4.0, 3.9, 3.7, 3.9, 4.2, 3.6, 3.8; 30.8pt)
 エロに情熱を燃やす柴木耕太(福島潤)がつまらない願いのために召還してしまった落ちこぼれの魔女るるも(三森すずこ)と、死と隣り合わせながらもエロを忘れない共同生活を送るエロティックライフデッドラインコメディ。
 るるものダメっぷりがほっとけないレベルで、それに釣られて切るつもりが最後まで見てしまった作品。(チロ役が福圓美里というのが大きかったが。)内容は柴木のエロ妄想・行動によりかなり下世話。キャラデザも受け付けなかった。

「人生」(AT-X 全13話 原作:川岸殴魚 製作:feel.)
(3.4, 3.7, 3.5, 4.5, 3.8, 4.2, 3.6, 3.8; 30.5pt)
 とある学園の第二新聞部がコーナー企画として人生相談を受付け、集められた3人の得意分野の違う少女たちによる三者三様の答えから最適な回答を導くべく実践を試みる人生相談ガールズコメディ。
 当初はキャラデザの卓越ぶりもあってこちらを日常系枠後継と考えていたが、1話にして明確に日テレvap系と分かるシュールギャグに一気に萎えた。あとは同じことの繰り返しに飽き飽きする一方。良作画だけが完全に浮いてただけの無意味アニメだった。GJ部や帰宅部と同じで、私の受け付けない系統。

(旧作)「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している」(AT-X 全10話 原作:春日部タケル 製作:ディオメディア)
(3.6, 3.7, 3.5, 4.3, 3.7, 4.2, 3.7, 3.8; 30.5pt)
 選択不可避な不条理な選択肢により異常な行動を強制される甘草奏(豊永利行)が、とある選択肢により空から降ってきた少女ショコラ(佐土原かおり)や、奏を含む「おことわり7」で括られる変人扱いの雪平ふらの(近藤唯)や遊王子謳歌(辻あゆみ)とおばかでスリリングな学園生活を繰り広げる変人学園ラブコメ。
 昨年10月期放送のラノベ原作作品で、同時期放送の「俺しぶ」同様タイトルの長さだけが印象のハーレム系作品とみなし毛嫌いしていたが、2話で主人公が女性化するという情報を聞き、そこだけ気になっていた。放送当時は視聴環境もなかったのでこのタイミングでの視聴となったが、内容に共感できるものはないし、下世話なな展開も食傷気味。今クールは本作が放送された月曜日に他の作品がなかったので見続けたが、正直時間の無駄だった。

「魔法少女大戦」(AT-X 全26話 原作:松井健、伊藤桃香(2.5次元てれび) 製作:GAINAX)
(3.5, 3.9, 3.7, 3.9, 4.0, 3.8, 3.6, 3.8; 30.2pt)
 日本各地でご当地ならではの魔法能力を有した選ばれた少女とその式神が、土地に侵入した汚れ(魔法生命体)を取り除くため尽力する様子を描いた魔法少女バトルファンタジー。
 5分アニメの体を成しているが、各地方の魔法少女の話が大体15分程度で構成されているのを無理矢理5分に分割した感じで、とにかくつながりが悪かった。また、魔法が使えることの凄さが伝わらなかったり、勝負の行方が曖昧なまま終わる回があったりするなど、消化不良感が否めない作品だった。

「あいまいみー 妄想カタストロフ」(AT-X 全12話 原作:ちょぼらうにょぽみ 製作:セブン)
(2.9, 3.5, 3.0, 3.2, 3.8, 3.5, 3.3, 3.6; 26.8pt)
 漫研部に所属するあい(大坪由佳)麻衣(内田彩)ミイ(内田真礼)が織りなす不条理展開を楽しむハードコアナンセンスギャグアニメーション。
 展開とか心情とかまともに考えると気が狂いそうなので頭を空っぽにしてみることをお勧めします。前作を見ていたので惰性で見ていただけ。以上。
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by mfbox | 2014-10-18 15:32 | オタクゴタク(語託) | Comments(1)
Commented by mfbox at 2014-11-26 15:42
11/26 32.9pt以下に戦国BASARA Judge End、魔法少女大戦、(旧作)俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している の3作の感想・評価を追加しました。