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3月8日 P's live りえしょんフェスタ(笑)

 この週末はポニーキャニオン主催のアニメライブイベント、p's Live #02が横浜アリーナで開催されたので、参加してきました。たくさんのアニメ作品が名を連ねる中、讃州中学勇者部(「結城友奈は勇者である」)と七森中☆ごらく部(「ゆるゆり」)が一緒に見られる機会はそうそうないし、他の作品群も一緒に楽しめることもあり、お得感抜群なイベントで、とても楽しみにしていました。

 夜勤明けでそのまま飛行機に乗り込み前日入りとなった今回、昼過ぎには羽田入りしてしまいやることも無かったので、昨夏に江ノ島巡りした際に行きそびれた鎌倉・鶴岡八幡宮を訪問。ぐずついた天気でしたが、荘厳な雰囲気に有名神社の風格を感じました。お参りして、開運厄除守とおみくじも購入。しばらくぶりにひいたおみくじは末吉。何やら自戒を促す言葉もちらほら。心に刻むべく持っておきます。もうちょっとすれば桜並木も見れたのでしょうが、こればかりは目的のイベントと合わなければどうにも。。。

 夜勤疲れが残ったままだったせいか、翌朝は思い切り寝坊してしまいました。連泊なのとライブは午後なのでその点での実害は無かったのですが、朝食を食いそびれました(朝食代が無駄に)。ライブまで中途半端な時間が空いてしまい、喫茶店、本屋、大戸屋・・・と時間をつぶし、バスで横アリへ。途中トレッサの渋滞に巻き込まれ開演に間に合うか不安がよぎりましたが、無事開演前に到着。男ばかりと思っていたら女性も結構いて、隣の席も女性という意外な驚きもありつつ、予定を5分ほど押して遂に開演!

 アーティストとアニメ番組がコラボしていますが、基本はミュージック主体のライブイベントであり、トップは歌で盛り上げるアーティストサイドからでは?と、竹達さんを予想したらドンピシャリでした。本人自身のネタである食べ物楽曲や「齧りかけの林檎」など立て続けに5曲披露して会場はいきなり最高潮。外は寒かったですが、横アリ全体の熱気を感じ取り、すっかり暖まりました。

 アニメサイドのトップはみならいディーバ。作品自体は知らないのですが、ここから今回のライブの本質が始まったといっても過言ではないでしょう。誰あろう村川梨衣しょんのバラエティーショーの始まりです。順番はすっ飛ばしますが、このあと「アスイロ」(エスカ&ロジーのアトリエ)やえとたまなど3作品で類い稀なステージショーアップセンスと破壊力抜群のキャラクター性が遺憾なく発揮され、ライブ前半戦の注目をほぼかっさらって行きました。

 まんがタイムきららファンとしても楽しめたこのライブ。登場したのは「桜Trick」と「キルミーベイベー」。共にまさかの参戦とあって、盛り上がりもひとしおでした。桜Trickはコトネ+しずくのペアでOP/EDを披露。共にTV放送の完全版とは違うバージョンでしたが、楽曲が卓越しており違和感無く聴けました。密かな人気ペアでもあり、これはこれでなかなか良いものです。そしてキルミーベイベーはもう、みんな待ってましたとばかりに「わさわさ」「ナーミン」の大かけ声合戦が展開。この楽しい空間に飛び込まない方がおかしいです。ゴンドラで会場を回る赤崎&田村の2人もとても楽しそうでした。

 アーティストサイド2人目の遠藤ゆりかは中盤での登場。実は昨年のきたまえ↑にも参加していたのですが、そのときはLantis祭りを選んだので私は今回が初でした。知っている曲は「ふたりのクロノスタシス」(まじもじるるも)のみでしたが、他の曲含め上手で堂々としたステージでした。アーティストで参加してる出演者はカラオケとのコラボで1曲披露することになっていたのですが、彼女が選んだのが「Daydream Syndrome」(藤原鞠菜/夢喰いメリー)で、これを見事に歌い上げたのが、この曲を聴く機会に恵まれたことも含めて印象に強く残っています。

 そして、このライブに参加した大きな目的の1つである勇者部が後半にさしかかった頃に登場。「ホシトハナ」「Aurora Days」を立て続けに披露してくれました。盛り上がる曲ばかり揃う中で異色となる両曲の雰囲気でしたが、作品の知名度と曲の素晴らしさは群を抜いており、自然と心が高まりました。歌に聞き惚れてしまい、歌う彼女たちの姿を見るのが少しおろそかになってしまったのが心残りです。あと、2曲先に歌いきる構成は大正解。その後のトークは一転して面白さ抜群で、ラジオでもあったあいうえお(ゆ・う・し・や・ぶ)作文で爆笑を誘っていました。「ぶ」から「ぶ・・ぶぅあーてっくす・・・」(バーテックス:友奈たちが戦った敵のこと)を導きだす照井さんに作品愛と彼女を愛でたくなる気持ちを感じました。

 数作品ごとに集まってトークパートも何回か行われ、ライブの合間の休憩がてら楽しい声優同士の会話も楽しみました。前半戦ではユニットで登場の3組による相思相愛ぶりを試すゲームが行われ、みならいで登場のりえしょんがやはり大暴れ。佐倉さんがいないため止める人不在(後で貴重な人材が登場しますが)でカオスなステージになってました。一方後半戦は勇者部に加え、The Rolling Girlsとdenk! girlsが登場し、大人数のにぎやかなステージで行われたクイズを、大坪さんが私物化しこちらもカオスなステージに。そして後半戦で威力を発揮することになる津田さんの足ドンが登場。会場も一緒にドンするのですが、アリーナ席は可動式なためこれが結構揺れるんです。却って一体感が増しました。ちなみにロリガは日高里菜の可愛さアピールが目立ってましたが、種田さんがいたり、某千代ちゃんこと小澤亜李を初めて見る機会でもありました。

 denk! girlsはトークステージの直前で登場し「two-dimension's Love」(デンキ街の本屋さんED)を披露。これがなかなか楽しい楽曲で、ぱっぱっぱのかけ声とともに可愛いダンスが入るなど見所も満載で、楽しめたという点では実は勇者部以上(感動という点では圧倒的に劣りますが)だったかもしれません。こちらも聞きたかった曲だったので、大変満足です。ちなみにちょっと残念なお知らせとしては、この後のトークコーナーで相沢さんに世代の波が押し寄せるという事件があったりするのですが、それは別のお話(笑)。

 トークコーナーで一休みした後は終盤に向けてラストスパートでした。内田真礼登場で会場は再び最高潮に。機材トラブルにもめげず始まった「ギミーレボリューション」はライブを意識した曲になっていたので是非生で聴きたいと思っていましたが、実際かけ声の盛り上がりの凄いこと。「レスキュー!」とか思わず叫びたくもなります。個人的にはこの日一番の盛り上がりだと感じました。さらにはカラオケ枠で「ツインテールドリーマー」を披露。当然黙っていないのがテイルブルー(相坂)&テイルイエロー(赤崎)で、バックからいきなり登場のサプライズ。図らずも「俺、ツインテールになります。」OP/EDが揃い踏みとなり、ナイスなシークレット企画でした。これら含め5曲披露した内田さんにも将来の展望が期待されます。

 そして待ちに待った七森中☆ごらく部がトリ前で登場。すっかりエンターティナーと化した彼女たちのライブステージをずっと見たいと熱望していただけに、念願かなって感動もひとしおです。「ゆるゆり」は1、2期とも全OP/EDが大好きで、最新OVAのOP/EDから2期、1期へとタイムバックするように楽曲を5曲披露。全部が知ってる曲ということもあり、個人的充実度は一番でした。今ではすっかり他作品にも絡むようになった彼女たちですが、やはり原点であるこの作品への愛を感じ、最も生き生きしているステージでした。

ラストは三森すずこ。リスアニでは歌わなかった「グローリー」(ダイヤのA)がタイアップだったのをここで知りました。三森さんも5曲披露。カラオケ企画ではごらく部と一緒に懐かしいしゅご♡きゃらの曲を歌ったほか、バンド形式だったリスアニとは違う本来のインストバックでの歌唱に、声ドルらしさをより感じることが出来ました。「ユニバーページ」(アウトブレイクカンパニー)を締めに持ってくる曲順は当然の帰結でしょう。そして予定時間を大幅に超えたせいか、アンコールなしで出演者が全員揃ってテーマ曲で締め。大満足のフィナーレとなりました。

この日揃った声優の数は実に総勢27名!シークレットを期待した上坂すみれの代わりは内田真礼が務めてくれましたが、構成員は揃っているのにレーベルの違いで歌えなかったBRILLIANT4(甘城ブリリアントパーク)や天女隊(モモキュンソード)などもあり、勿体ない部分もありはしましたが、予定の5時間を超える大ボリュームのイベントを楽しみ尽くした感が満載です。こうして多数の作品・アーティストが一堂に会するイベントがもっとたくさん開催されることを望んで止みません。Flying Dogさん、いかがですか?

p.s.
それはそうと、狭いスペースなうえほぼ真横向きでステージを見ることになったためか、立ち方が窮屈になって、歩くのが辛いくらいに足の裏が固まって痛かったです。靴の所為もあると思うので、足に負担の少ない靴を買いに行く必要があるかな。
by mfbox | 2015-03-12 22:46 | オタクゴタク(語託) | Comments(0)