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7月16日 17年春期のアニメ評価

すっかり夏の暑さが続いていますが、ここで今春のアニメ番組評価です。前期絞り込みに成功(?)した番組数でしたが、今期は絞り込みに失敗し、惰性のままに20番組をもこなすハードスケジュールが復活し、結果もその惰性を証明するがごとく、悪くはないけど素晴らしいとも思えないような微妙な評価の作品揃いになってしまいました。そんな、物足りなさを含みつつある今期の新番組の視聴後評価です。

「フレームアームズガール」(BS11/AT-X 全12話 原作:壽屋 製作:ZEXCS/studioA-CAT)
(4.4, 4.5, 4.3, 4.6, 3.8, 4.7, 4.0, 4.2; 34.5pt)
 普通の女子校生源内あお(日笠陽子)の元に突然送られてきた人型プラモデル。その名を轟雷(佳穂成美)と呼ぶフレームアームズガールのテスト機と気持ちを交わしながら、なし崩し的に次々に行われるバトルを経ての轟雷の成長や、他のFAガール、あおらとの奇妙で楽しい日常を描いたハートフルプラモバトルコメディ。
 イメージがまんま武装神姫ということもあり、入り込みやすそうと思って視聴したが、まさかのあおへ心酔するという個人的には謎な盛り上がりで視聴し続け、最終的には今季の最高位作品に成り上がった。武装神姫との違いで言えば、しっかりバトルしていること、そして所有者あおの魅力が大きい。それでいて、武装神姫でも好評だったFAガールとの日常的なやり取りにも魅せられるものがあり、毎週が楽しみになるほど満足度の高い作品だった。
物語:轟雷の感情機能の醸成という強い方向性があるので、轟雷の成長過程や、あおとの信頼の深化といった共感しやすい物語性が際立っていて、日常系の中でも優れていると思う。
世界観:バトルモードをしっかり描いてくれているので、FAガールが戦闘用機体であることが理解しやすかった。また所々に出て来るプラモデルの知識も世界観の醸成に役立っている。
人物:轟雷と闘ったFAガールたちが楽しそうに共同生活を送る様や、あおのアホっぽさを兼ねつつもその度量の広さが、作品全体にいい雰囲気を醸し出している。
作画:線画とCGを程よく織り交ぜ、特に線画での美麗さが光る。CGもバトル時の背景では十分なクオリティだが、FAガールたちのCGと線画での表情の差がやや大きいのが若干残念な点。
声優:主役のあおが日笠さんではあるが、FAガールの声優陣が山崎、山村を除きほぼ無名なのが厳しい。
魅力:あおが表情的にも性格的にも可愛らしく、間が抜けているのに頼もしさを感じる不思議さもある。また、線画で表現された時のFAガールたちの美麗さも特筆しておきたい。
主題歌:OP「Tiny Tiny」(村川梨衣)(4.2)、ED「Fullscratch Love」(FAGirls)(3.7)。OPはバトルを盛り上げる元気な歌。ちなみに歌い手の村川さんは本作への出演はありません。EDは毎回歌い手が変わるFAガール(含むあお)による活気ある楽曲。デフォルメキャラのコミカルな動きも楽しい。
劇中音:バトルモードへの移行のシーンを中心に効果音やBGMが良く練られていた。BGMとは違うが個人的には温泉のシーンで「セッション」に代えて「銭湯」と言ってるのが面白い。

「ひなこのーと」(AT-X/BS11 全12話 原作:三月 製作:パッショーネ)
(3.9, 4.0, 4.2, 4.7, 4.0, 4.8, 4.6, 4.0; 34.2pt)
 内気で話下手な少女桜木ひな子(M・A・O)は、その性格を治すと共に、憧れていた演劇に打ち込むべく田舎から上京して来た。一度は休止中と告げられた高校の演劇部に、再開後に入部し、内気な性格に苦労しながらも役者として活躍するとともに、下宿先のひととせ荘の仲間たちとのゆるふわな日常を描いたゆるふわ日常系演劇コメディ。
 まんがタイムきらら系が得意とする可愛い系日常コメディに土足で踏み込んだコミックキューンの人気作。とにかくキャラクターの可愛らしさを全面に押し出し、むしろそれですべてを構成すると言っても過言ではないほどの潔さ。それを支える作画が見事最後まで耐えきり、実質きららの空白期間(サクラクエストは所謂きらら系とは一線を画すので含めない)という利もあり、狙い通りのコア層からの人気を獲得した。当然ながら私もその可愛さに堕ちた1人(笑)。
物語:日常コメディなので物語性は2の次で良いとは言え、演劇と日常、そして演劇でも部活と小劇団と、一貫性に欠けるストーリー構成はやや難があった。
世界観:学校、喫茶、書店、田舎で大体出来上がってしまう狭さは、世界観の醸成としては弱い。可愛ければ何とかなるというわけではない。
人物:善し悪しはともかく、主要キャラの個性の強さは見るだけで分かる相当なもの。そういった個性の強さが話を面白くしている要素でもある。
作画:この作品の成功の大きな要素といってもいい、可愛らしい表情を描ききったパッショーネの作画力は絶賛しても良い。
声優:比較的無難な面々で構成された感じ。ただ、その中でも前期に続き主要キャラの一角に立つ富田さんの活躍と、M・A・Oキャラの母親だったクロムクロのイメージからは想像もつかない東條さんの演技は特筆。
魅力:キャラは今年ここまでのどの作品も追随を許さない超絶な可愛らしさ。
主題歌:OP「あ・え・い・う・え・お・あお!」(4.8)、ED「かーてんこーる!!!!!」(4.4)(共に劇団ひととせ(桜木ひな子(M・A・O)、夏川くいな(富田美憂)、柊真冬(小倉唯)、萩野千秋(東條日沙子)、中島ゆあ(高野麻里佳))。OP、EDともひととせ荘の5人による元気いっぱいの曲。早口言葉だったり転調・変調の多様だったりと、凝った楽曲でもあり、聞いていて楽しい。
劇中音:演劇自体がさほど重要でなく、あまりシーンもなかったのでBGMの出番がなかった。また、日常のBGMは印象に残りにくい。

「エロマンガ先生」(BS11/AT-X 全12話 原作:伏見つかさ 製作:A-1 Picturtes)
(4.1, 4.0, 4.2, 4.5, 4.1, 4.3, 4.4, 4.0; 33.6pt)
 売れっ子ラノベ作家でもある高校生の和泉正宗(松岡禎丞)は、妹の紗霧(藤田茜)と2人暮らしをしているが、極度のひきこもりのため気づかなかったが、ふとしたきっかけで正宗のラノベのエッチな表紙のイラストレーターエロマンガ先生が紗霧であることが明らかとなり、紆余曲折を経て「究極のラノベ」を兄妹の共作として仕上げて行くドタバタクリエーターズラブコメ。
 肌色成分多めのコメディとして割とレベルが高く、俺妹での高評価を見事引き継いだ伏見先生の面目躍如といった好作。(2クール作品が多かったとは言え)当初の期待値よりかなり高い評価となった。出て来る作家がすべてバケモノ級の人気だとかそこまでやるか?というヒロインたちの脱ぎっぷりとか、いろいろ有り得ないシチュエーションはあれど、フィクションであることを最大限に生かし、コメディに大きく舵を切ったことで楽しんでみることが出来た。
物語:兄妹の関係性の変化に焦点は当てつつも、他のラノベ作家たちとの関係性も描いたストーリー構成は比較的バランスが取れていた。
世界観:コメディに振ったために犠牲になった部分ではあるが、ぶっ飛んだシチュエーションは日常系の作品であっても気になる所ではあった。
人物:クリエーターならではの作品に賭ける想いは、コメディとして茶化されていても、ひしひしと伝わって来た。
作画:人物に焦点を当てることに傾注しているので、作画としてはほぼ人物の美麗さで評価出来る。その点で各キャラの表情などは素晴らしい安定感だった。
声優:今季大活躍の大西、小松揃い踏みという特徴はあれど、主要キャラは若手中心で、結局は松岡くん頼みというのが、声優ファン的には寂しい。
魅力:作画的には文句無しの可愛らしさなのだけど、性質、性格的に残念な人たちなので、この評価。
主題歌:OP「ヒトリゴト」(ClariS)(4.7)、ED「Adrenaline!!!」(TrySail)(4.1)。OP、EDともにポップさを全面に押し出したノリノリソングで、作品のドタバタ感をよく表現している。共に5月末のSMTでライブを楽しんだが、まさに大盛り上がりだった。
劇中音:ストーリーが暴走気味な分、BGMはそれほど暴れてなかった印象。

「GRANBLUE FANTASY The Animation」(BS11/AT-X/HBC 全13話 原作:cygames 製作:A-1 Pictures)
(4.2, 4.4, 4.2, 4.3, 4.2, 4.0, 4.1, 4.0; 33.4pt)
 軍事国家の支配から命からがら逃げ出して来た異能の少女ルリア(東山奈央)は、ある空中の島に不時着する。その島に暮らす少年グラン(小野友樹)はルリアと邂逅するが、ルリアを追って来た軍により瀕死の重傷を負ってしまう。命の危険をルリアとの共生により救われることとなったグランが、ルリアの逃避行への協力、そして父親の残した手紙の真実を求めて、ルリアらとともに空に旅立つ飛空艇冒険ファンタジー。
 ソーシャルゲームで大ヒットとなっている原作の満を持してのアニメ化作品。ゲームの展開の大きさからすべてをアニメ化出来るはずもなく、基本ストーリーの序の序をなぞって、未プレイ者の新規開拓を狙った向きが強い。ただ、ゲームの声優の豪華さをそのまま引き継ぐなどアニメ化にあたっての準備は万全で、ハイレベルなアニメ作品に仕上がっていた。グランとルリアの共生物語としてじっくり描かれた12話と、ゲームでも人気の異性主人公ジータ(金元寿子)を重課金兵のごとく万能冒険少女に仕立ててすべてが揃った展開を実装したおまけの1話の構成で、その差たるや(苦笑)という面白対比もあった。
物語:グランが苦労して敵と戦ったり仲間を集めたりして、何とか飛空艇旅団の形にする過程をトラブル多く描き、大変さを実感出来る物語になっている。それをジータがものの1話もしないであっさり形にしてしまうのだけど(笑)。
世界観:ゲームが人気作たる所以の一つでもある、独特の空中浮遊島の世界、そして神や竜、異能に魔法といった異世界の雰囲気がこれでもかとにじみ出ている。
人物:グランの仲間に加わるどのキャラも都合のいいくらいにいい人揃い。ただ、信念を曲げないと言えば聞こえはいいが、頭の固い連中ばかりで、じれったいったらありゃしない。
作画:やはりお金のある所は人的リソースにも惜しみがないというのか、万全の体制で作られたであろう作画の安定さが光る。
声優:ゲームの時点で豪華と言われているだけあって、さすがの豪華キャスト。
魅力:作画はいいのだが、絵の方向性がキャラの魅力を引き出す方に向いていない感じがする。可愛いと思えたのはイオ(田村ゆかり)くらい。
主題歌:OP「GO」(BUMP OF CHICKEN)(4.0)、ED「ソラのパレード」(HARUHI)(4.2)。共にウクレレ的なサウンドを入れながら、空の旅の軽快さと旅の目的の重みを併せ持った雰囲気を醸し出す楽曲。
劇中音:ファンタジー要素の強い登場キャラ(竜など)に対する派手な効果音が雰囲気を醸し出している。

「進撃の巨人2」(BS11/HTB 全12話 原作:諫山創 製作:WIT STUDIO)
(4.3, 4.4, 3.9, 4.1, 4.3, 4.0, 4.2, 4.1; 33.3pt)
 人間の数倍から数十倍の巨体を持つ巨人の脅威に怯える世界で、その脅威に立ち向かう調査兵団の面々の活躍と、その一方で絶望的なピンチに出くわしながら、巨人のはびこる世界の秘密に迫るハードコアダークシリアスファンタジー。
 2013年に大ヒットした同作の待望の第2期。ただ、2期として期待されたほどには展開は進まず、かえって謎が増え、今後どうなるかが全く読めなくなってしまった。そんな状態で3期の予告がなされたのだから期待しないわけにはいかないが、正直今季は進展を先延ばしにするためのつなぎの12話という位置づけ以上の意味合いを感じられない。手駒だけは順調に減って行くという残酷な部分は相変わらずだが、それすらも物語上のアクセント足り得なくなっていて、期待が大き過ぎただけに物足りなさが先に来てしまうのは残念な限り。
物語:いろいろ不満な所はあるものの、キャラクター視点で見れば驚くべき内容はたくさんあって、その度に電撃が走った。
世界観:相変わらず知性のない巨人は気持ち悪く描かれ、このおどろおどろしい独特の世界観はこの作品でしか表現出来ない。
人物:それがストーリーを面白くする要素であることは分かるが、残酷さと裏切りというダークな面が強く印象に残ってしまった。
作画:お世辞にも綺麗とは言えないが、世界観の表現に注力した線の多い作画は独特のものがある。
声優:基本前作から大きくは変わらない。強いて言うなら展開重視だった前作よりもキャラに重点を置いている分、声優とのシンクロが高まった要素はあると思う。
魅力:クリスタ(三上枝織)にキーパーソンを担わせる展開を匂わせながら、それほどキャラを深めていなかったり、キャラの魅せ方に疑問を感じる部分が多々あった。
主題歌:OP「心臓を捧げよ」(Linked Horizon)(4.7)、ED「夕暮れの鳥」(神聖かまってちゃん)(3.7)。OPは前作に引き続きLHが担当。オーケストラを多用した豪華なスタイルの楽曲は作品への期待度を高める。EDは原作者のリクエストで担当が決まったムーディーな曲。正直私は好きな部類ではない。
劇中音:巨人や馬といった、画に合わせた演出を際立たせる効果音が決まっていた。

「リトルウィッチアカデミア」(BS11 全25話 原作:吉成曜 製作:TRIGGER)
(4.5, 4.2, 4.0, 4.3, 4.2, 4.0, 3.9, 4.1; 33.2pt)
 幼い頃に見たショーがきっかけで魔女になることを夢見て伝統あるルーナノヴァ魔法学校に入学したアツコ・カガリ(潘めぐみ)が、なかなか成長しない自らの魔法力にもめげることなく、騒動を巻き起こしながら仲間とともに魔女として成長して行くドラマティックマジカルファンタジー。
 公的援助をうけて制作されたアニメミライの1作品から始まって映画化を経て遂に2クールアニメへと発展を遂げた話題作にしてアニメミライ唯一の成功例。豊富な構想を元に映画まででは想像もできなかった深みとドラマ性のある大きな展開を持ったアニメーションに進化した。
物語:アッコの成長物語であるとともに、ルーナノヴァ、ひいては魔法の存亡に関わる話でもあり、シャイニーロッドを手に入れたアッコの言の葉探しが魔法界の未来に繋がる美しい話にまとまっていた。
世界観:美麗な表現とは言い難いものもあったが、魔法の万能さが良く表現されたマジカルアニメーションと呼ぶに相応しい出来だった。
人物:基本的には魔法に対して真摯なキャラが多いが、ことシャリオに関してだけは真剣な眼差しのアッコは、それ以外が奔放でそれが迷惑の元になっていたりもするので共感しにくいし、反感を買うことにもなり生徒同士の雰囲気も正直良くなかったりする。
作画:魔法にまつわる様々な作画表現が巧みに表現され、視聴側も魔法のある日常に溶け込むことが出来ていたように思う。
声優:企画が始まった当初からほぼ変わらない声優陣であり、人気声優、ベテランと様々に取り揃っていて、ある意味豪華と言える。
魅力:この作品ならではのキャラデザではあるが、魅力を感じるには難しい。作画が悪いわけではない(好みの問題だ)が、見せ場の1つでもある変身のシーンが魅入るようなものになっていないのは痛い。
主題歌:OP「Shiny Ray」(3.9)「Mind Conductor」(3.9)(共にYURiKA)、ED「星を辿れば」(3.9)、「透明な翼」(3.9)(共に大原ゆい子)。OPは希望溢れるアッコの気持ちに沿った快活な楽曲で、ヴァイオリンやピアノなどを主旋律にしたソフトな一面も持つ。EDは対照的に落ち着きいた雰囲気の曲調で、大原さんの透き通った声が清々しさを感じさせる。
劇中音:魔法が第1であり、魔法が輝いている、そんな魔法の素晴らしさ、凄みを音でも表現している。

「冴えない彼女の育て方♭」(UHB 全11話 原作:丸戸史明 製作:A-1 Pictures)
(4.2, 4.0, 4.0, 4.2, 4.2, 4.3, 4.0, 3.9; 32.8pt)
 人気イラストレーターと売れっ子作家を人脈に持ち、冴えないクラスメイトをメインヒロインに仕立てた自主制作ゲームを作る安芸倫也(松岡禎丞)のサークルが試行錯誤やトラブルを乗り越えて話題のゲームを作り上げる様子を描いたハイパフォーマンスクリエーターズラブコメの第2期。
 2015年の放送終了後から続編の期待が大きかった作品で、待望の2期。1期は有料視聴で1回見たのみでどこまで進んだかあまり記憶のないまま2期視聴になだれ込んだため、所々展開の把握に苦労することもあったが、作品制作に賭ける各キャラの熱意に押され、なんだか凄い物が出来上がったんだなと理解するに至る強引さを持った作品だった。各キャラの関係性は発展的解消に向かってしまうのだが、悲しい別れではなく納得の行く結末になっていたと思う。
物語:1つのゲームが作られて行くまでの葛藤や混迷、スランプなどが正面から描かれ、自主制作であれどクリエーターの苦労を感じ取ることの出来る重みのあるストーリーだった。
世界観:都電など場所が特定出来そうなシーンはあったが、基本的にはゲーム作りの現場(学校)と登下校風景が世界感情勢の大半を占めており、出会いの坂道を除けばこの作品ならではと言える場面はない。
人物:どのキャラも倫理くん(倫也の愛称)に対する当たりが強く悪癖もあるので感情移入しにくい所はあるが、制作への真剣さと仲間思いの面は感じられる。
作画:キャラクター同士の掛け合いが前面となる物語であり、キャラ画の出来が作品の出来にそのまま繋がると言っても過言ではなく、そういう意味でも合格点となる丁寧な作画だった。
声優:1期ではまだ駆け出しだった安野さんもすっかり有名になり、人気声優が揃い踏みとなった。
魅力:深崎暮人さんのキャラデザは妖艶な魅力があり、中高生なのにいけないフェチズムを感じることすらあった。一方で、美しいという感想が先にくるくらい丁寧に描かれていた。
主題歌:OP「ステラブリーズ」(春奈るな)(4.2)、ED「桜色ダイアリー」(妄想キャリブレーション)(3.7)。OPは1期に引き続き春奈るなが担当。やや哀愁漂う楽曲になっていたのは作品のシリアス成分多めな所を反映しているかも。EDは前作の沢井さんがプロデュース側に回ったアイドルグループの初アニメ主題歌。沢井さんが世界観を継承してくれたので、アイドルソングながら聞きやすく、雰囲気もあっていた。
劇中音:放送中は完成したゲームの内容にあまり触れられなかったためか、サウンド面に関する印象があまりない。音楽担当の美智留(矢作紗友里)の出番も少なかったしね。

「有頂天家族2」(AT-X 全12話 原作:森見登美彦 製作:P.A.Works)
(4.2, 4.1, 4.0, 4.1, 4.2, 4.0, 4.0, 4.1; 32.7pt)
 京都を舞台に、人間に化けたり隠れたりして人間界で共に暮らす狸や天狗らの騒々しい日常や事件をドラマティカルに描いた化け物ドタバタコメディファンタジーの2013年以来となる2期。
 今期はしばらくぶりの2期ものが多いが、京都が京まふなどでアニメに力を入れていることもあり、それなりに知名度や人気のあった本作もまた取り上げられて然るべきものだったかもしれない。2代目(間島淳司)登場で天狗側も混乱があったり、天満屋(島田敏)の暗躍、そして遂にピンチを迎える矢三郎(櫻井孝洋)など、見どころは結構多く、人気のアニメとは一線を画す古めかしさに少し慣れない部分は有れど、1期同様割りと楽しめた作品だったと思う。
物語:物語としては正直まとまりに欠けていたが、とにかくせわしなくドタバタしていたこともあり、些細なことまで気にしてられなかったし、ドタバタっぷりが楽しかったので良し。
世界観:京都を舞台としていることを分からせるギミックがそこかしこに散りばめられている。作画的にはデフォルメされているのでこういったギミックが案外大事。
人物:やっぱり弁天(能登麻美子)の行動心理は気に食わなくて、私がこの作品にのめり込めない一因である。その他のキャラの奔放ぶりは見ていて楽しいしハラハラもする。
作画:この作品において雰囲気作りに最も重要なのが作画。綺麗とか可愛いとかは無いが、その独特の表現は十分評価に値するものと思う。
声優:何名か新キャラが入ったが、大半は前作からの引き継ぎであり、前作でもそれなりに充実した声優陣だったので、評価としては変化無しといったところ。
魅力:作画的には狸の姿が可愛いとかのアクセントはあるが、この作品においては、その魅力は変身する、化ける、化かすという騙しの技術、表現に拠っている。
主題歌:OP「成るがまま騒ぐまま」(milktub)(3.8)、ED「ムーンリバー」(fhana)(4.1)。OPは1期に続きmilktub。バカっぽいイメージが前面に出るmilktubだが、有頂天絡みでは曲の騒がしさの中に切なさが少し混じって心に残るいい歌になる。EDはこの作品がデビューだったfhanaが帰って来た。大きく羽ばたいたfhanaの原点に戻った切なさが全面に押し出された楽曲。
劇中音:今作では特にどんちゃん騒ぎの場面が多く、騒々しさをかき立てるBGMが引き立っていた。

「クロックワークプラネット」(BS-TBS/TBSCh1 全12話 原作:榎宮祐・暇奈椿 製作:XEBEC)
(4.0, 4.2, 4.0, 3.9, 4.1, 4.2, 4.1, 4.1; 32.6pt)
 一度滅んだ地球をゼンマイ仕掛けの星として再構築した伝説の時計技師Y。そのYが残した自動人形リューズ(加隈亜依)と不意に邂逅した見浦ナオト(南條愛乃)は、その類い稀なる感音能力を頼りに、動かないリューズの修復に成功する。一方、現代の凄腕の時計技師マリー(大西沙織)が挑む京都タワーの故障修理に対する軍部の陰謀に、ナオトとリューズも巻き込まれていく超未来ゼンマイプラネットファンタジー。
 ナオトやマリーの才能とリューズやハルター(松田健一郎)の戦闘力で強敵をなぎ倒す王道展開は、初めのうちはスカッとする要素もあって盛り上がったが、力頼みの展開の狭さが次第に浮き彫りになり、作画も崩れ始めて後半はあまり面白みを感じられなかった。特に終盤の何もない所からゼンマイを生み出すという物理法則を無視した超展開は、2人のスペックを完全にオーバーしており、明らかにやり過ぎ。ゼンマイで構成された世界の作りは悪くなかっただけに、いろいろ惜しい作品だった。
物語:王道展開は評価するが、スケールの大きさに物語がついて行けてない感じがあり、所々破綻が見え隠れする展開だった。
世界観:ゼンマイのみで構成された地球という設定が斬新。時計仕掛けのトリックなんかもあったりして、かなり考えられた作りになっている。
人物:マリーのメンタルの弱さが時々辟易する。その他も割と狂っているが、掛け合いの面白さで救われている部分は有る。
作画:元々少し幼稚にも見える危うい作画だったが、バテたのか後半から崩れが酷くなって来た。
声優:力量と人気の伴った声優が多く起用されている感じ。大西さんはこれも含めて主役級4本と今期大活躍。
魅力:ナオトも含めて(女装もしているし)、萌え系のキャラが多く、そういった意味でも容姿美には力が入っていた。
主題歌:OP「Clockwork Planet」(fripside)(4.5)、ED「Anti-clockwise」(Afret The Rain)(3.7)。OPはfripsideお得意のデジタルサウンドだが、今回は類似曲ばかりで印象に残りにくいという状況には陥らなかった。EDはアトムとのW主題歌となっているATRのハードな曲。PVのヴィジュアル系は本人たちなのだろうか?
劇中音:時間に急かされる状況が比較的多いことから、スピーディーなBGMが多かった印象。

「月がきれい」(BS11/AT-X 全12+1話 オリジナル 製作:feel.)
(4.3, 4.1, 4.3, 4.2, 3.8, 4.0, 3.7, 4.1; 32.5pt)
 川越で最後の中学生活に臨む安曇小太郎(千葉翔也)は、勉強そっちのけで祭り囃子の練習、そして本好きが興じて小説書きに没頭する。一方、水野茜(小原好美)は、陸上部のホープとして活躍するも緊張しがちな性格。そんな彼女が、学校の体育祭でおまじない代わりのマスコットをなくし困っていた所を小太郎が見る毛て上げたことから2人の関係が始まり、LINEでの会話やお互いの活躍の場に刺激を受けるなどして、互いの気持ちを深め合い、すれ違いや外からの誘惑などにもめげず、恋愛を成就するまでを描いたピュアラブスクールライフストーリー。
 綺麗な恋愛というジャンル的に、「君に届け」や「一週間フレンズ」など完成度の高い作品との比較になりがちなのと、LINE未使用の私にとってこの子たちの恋愛事情について行けるか不安だったため、視聴継続は難しいと考えていたが、小太郎と茜の純粋な気持ちにほだされ、最後まで見てしまった。それぞれの物事へ取り組む真剣な眼差しと相手への強い想いが最後まで切れず、美しかった。ぶれない”好き”はやっぱりいいね。
物語:真剣な恋愛模様が描かれていた。当人同士だけでなく、それぞれを好きな別のキャラもまた真剣に恋愛を考えているのが感じられた。
世界観:見たことがないので川越祭りの雰囲気がアニメの通りかは分からないが、祭りの雰囲気は良く出ていたと思う。
人物:各キャラの純粋な気持ちが良くにじみ出ていた。おまけアニメでのくだけた生徒たちの振る舞いもまたこれはこれであり。
作画:人物は全体的に地味目だが、崩れもなく、等身大の中学生が表現出来ていた。風景は川越という名前を堂々と出しているだけに甘えの許されない所で、追い込みの甲斐あってよく描かれていた。
声優:全体的に見ればそれなりのキャストではあるが、メインの2人の周囲の主要キャラのほとんどは無名に近く、この作品をきっかけに売り出しを図ろうとする裏が透けて見える。
魅力:全体的に地味目なので、キャラの魅力を引き出すことに傾倒していないように思える。
主題歌:OP「イマココ」(3.7)、ED「月がきれい」(3.6)(共に東山奈央)。先生役でも出演している東山さんが両方の主題歌を担当した。OPは苦しみの中から何かを生み出そうともがく感じがあり、悩み多き中学生の頑張る姿に通ずるものがある。EDは物寂しげなバラードで雰囲気重視のしっとりした楽曲。
劇中音:祭りや大会の雰囲気を出すために効果音が頑張っていた。

「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」(BS11 全12話 原作:バンダイナムコエンターテインメント 製作:ギャザリング)
(3.8, 4.1, 4.2, 4.1, 4.2, 4.3, 3.7, 4.0; 32.4pt)
 346プロのアイドルたちによるコミカルな日常を描いた日常系アイドルコメディ。
 アイドルマスターシンデレラガールズの面々がデフォルメキャラ化し、本筋ではなかなか描けないコミカルな日常風景を描いている。同様のシリーズは本家アイドルマスターの「ぷちます」でもあったが、フィクション要素はなく、日常の中でのキャラの面白さを押し出した作品になっている。5分と短い中で、シンデレラプロジェクト以外の346プロの面々も同等の扱いで出てくるので、人物の全体像を図るのが難しいが、知ってる作品のスピオンオフということもあり比較的馴染みやすくもあった。

「ソードオラトリア~ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝」(BS11/AT-X 全12話 原作:大森藤ノ 製作:J.C. STAFF)
(4.0, 4.2, 4.1, 4.2, 4.0, 4.2, 3.6, 4.0; 32.3pt)
 ダンジョンのある町でダンジョン攻略に挑む、剣姫とよばれ羨望の眼差しを受けるアイズ・ヴァレンシュタイン(大西沙織)と彼女の所属するロキ(久保ユリカ)・ファミリアのメンバーが、うっすらとはびこる何らかの陰謀に感づきながらも、個々の優れた能力を生かして町の危機を救ったりダンジョンの深層で活躍する姿を描いた異世界ダンジョン攻略ファンタジー。
 本編のダンまちは、ベル(松岡禎丞)の成長物語としてよく出来た作品だったが、亜流の本作はさらに高みを目指すとは言えアイズが既に高位のスキル習得者であることに加え、ロキ・ファミリアの物語とは言えアイズが主人公になりきれず、序盤は特にレフィーヤ(木村珠莉)がメインかのようなフィーチャーのされ方をするなど、物語構成上の混迷が印象を悪くした。また、元々強いファミリアのため、全体的な成長の過程が皆無で、最後の強敵に苦労する場面でも鍛えて来たからこその奥の一手というような盛り上がりに欠ける淡白さが目立った。この辺は本筋のベルくんと対照的であり、作品の評価もまた対照的になってしまった。

「ゼロから始める魔法の書」(AT-X/BS11 全12話 原作:虎走かける 製作:WHITE FOX)
(4.1, 4.2, 3.9, 4.2, 3.8, 4.1, 3.7, 4.0; 32.0pt)
 獣堕ちと蔑まされ魔女に命を狙われる半人半妖の男が、魔女の原始とされる少女ゼロ(花守ゆみり)に、護衛として請われ、共に「ゼロの書」なる奪われた魔法書を探す旅に出る異世界魔法ファンタジー。
 当初は異世界や魔法の雰囲気が色濃く出ていて面白くなりそうな予感があったのだが、結果的に十三番(子安武人)の独善にみんな転がされていただけという話の狭さと終盤の手のひら返しなしょげた態度で、話全体にまで失望感を禁じ得なかった。話の薄っぺらさは所詮ラノベの限界と言われても仕方がなく、作画、声優、主題歌などで付加価値を高めないと簡単に埋没してしまう。

「終末なにしてますか?忙しくないですか?救ってもらっていいですか?」(BS11/AT-X 全12話 原作:枯野瑛 製作:サテライト/C2C)
(3.9, 4.1, 4.0, 4.2, 3.9, 4.3, 3.7, 3.9; 32.0pt)
 正体不明の獣に脅かされ空中の群島で怯えた生活を続ける種族の中で、戦闘能力に特化した少女たちの管理を任されることになった軍人ヴィレム(新井良平)が、クトリ(田所あずさ)ら妖精兵器としての宿命を背負わされた少女たちに感情移入し、生きることの大切さを伝える終末系獣退治ファンタジー。
 PV公開が遅れに送れ、事前情報が揃わないままのスタートとなった本作だが、作画面で問題になるようなことはなかった。キャラクターは可愛く描かれて入るものの、物語全体に流れる不穏で絶望感漂う雰囲気は、視聴にあたっての気分が酷く沈むもので、裏がFAGだったこともあり見ていて鬱になる感を拭えなかった。救われないEDは良く描ききったと褒められるべきものだろうが、亡くなるにしても何か残すものがある希望的終結もこの作品では表現しようもなく、見ていて辛かったという感想しか残らない少し残念な作品だった。

「アトム・ザ・ビギニング」(NHK総合 全12話 原作:手塚治虫 製作:OLM/Production I.G./Signal.MD)
(4.0, 4.2, 4.1, 4.0, 4.1, 3.9, 3.7, 4.0; 32.0pt)
 とある大学の離れにある研究室で、人工知能の開発に勤しむ天馬午太郎(中村悠一)とお茶の水博志(寺島拓篤)。彼らの開発した自立思考型ロボットA106の、学園内外での様々な活躍やロボレスでの目覚ましい活躍を描いた近未来ロボットクリエイトファンタジー。
 鉄腕アトムの制作者お茶の水博士の少年期を描いた手塚治虫の原作をアレンジしてアニメ化したリプロダクト作品。NHKでの放送であることや鉄腕アトムの出来るまでを描くという謳い文句に押され、期待度度外視で視聴決定した作品。心を持ったロボットとしてA106を登場させ、のちの鉄腕アトムへの発展を期待させる作りになっていた。その類いまれなる能力でトラブルを解決したり学園祭の出し物に協力したりしつつも、最後はロボレスで機転を利かせた戦い方で勝ち上がリ、最終的には優勝するも実際は無惨に破壊される凄惨な結末。ストーリーの流れとしては悪くなかったが、問題は最終話で、抽象的な表現が多くA106がどう変わるのかなど、どう結論づけたいのか良くわからない理解に苦しむ話だった。それだけが原因ではないが、全体的にパッとしないアニメで評価としてもいまいち。ロボレス実況役の村田さんがいつもGAORAインディカー中継でお世話になっている方なので親近感が沸いた。

「つぐもも」(Animax/BS11 全12話 原作:浜田よしかつ 製作:ゼロジー)
(3.9, 4.1, 3.8, 4.2, 4.0, 4.2, 3.7, 4.0; 31.9pt)
 母の記憶を持たない少年加賀美かずや(三瓶由布子)は最近不思議な現象に良く出くわすようになった。そんな中怪異に教われそうになったかずやを帯のようなもので救った少女、その少女こそ付喪神の桐葉(大空直美)だった。幼少の頃に共にあったという桐葉の過剰とも言えるスキンシップを絡めた加護を受けながら、襲い来る怪異や土地神、かずやと同じ裾祓いの少女らとの不条理な戦闘を描いた神憑きエロティックバトルコメディ。
 かなり昔の作品を今アニメ化?ということで珍しい経緯を持つアニメ。加えて結構なエロ表現も期待された所だったが、数話見た限りでは下世話な劣作として切り候補に挙がっていたが、放送時間が良かったこともあり切れないまま見続けるうちに、退魔的要素と神を纏いし者の信念のぶつかり合う異能バトルへと進展し、少し興味の出る展開に変わった。とは言え、感動作に変わるわけでもなく、惰性で楽しんでいた感じ。大空ちゃんがまたしても普通じゃない子(退魔少女→悪魔→今回は付喪神)として頑張っていたのが印象的でした。

「武装少女マキャヴェリズム」(AT-X/BS11 全12話 原作:黒神遊夜 製作:Silver Link/Connect)
(4.0, 4.0, 3.8, 4.0, 3.9, 4.2, 3.7, 3.9; 31.5pt)
 不良男子たちの矯正を謳い、他校からの転入生を事実上支配している私立愛地共生学園の女子生徒、その中でも天下五剣と呼ばれる凄腕の少女たちに対し、曰く付きで転校して来た納村不道(畠中祐)が奇想天外な戦いを繰り広げるバイオレンスバトルコメディ。
 この作品においては、奇想天外という言葉が特に相応しく感じる。矯正された男子がすべてオカマキャラだったりマツコがいたり、納村と戦った五剣の面々が面白いように納村になびいたり予想以上に女の子だったり、その戦い方もまた奇想天外(特にさとり(西田望見))。今季はこの作品が最下位となってしまったが、この評価ほど悪い出来とは思っておらず、むしろその奇想天外さに大いに笑わせてもらった。

(旧)「プリンセスラバー」(AT-X 全12話 原作:Ricotta 製作:GoHands)
(3.9, 4.1, 4.2, 4.2, 4.0, 4.4, 3.7, 4.0; 32.5pt)
 突然両親を失ってしまった有馬哲平(寺島拓篤)は、親戚の元に引き取られるが、その親戚は大企業有馬グループの総帥有馬一心(若本規夫)で、そのまま後継者となり、これまでの貧相な生活から一変した哲平の、これまたセレブな異性たちとの関係を描いたゴージャス学園ハーレムラブコメ。
 2009年に放送された、全盛期の美少女ゲーム原作作品。フィクションだから何でもアリ的な設定で、セレブ同士のひたすら豪華な関係性やイベントを、現実離れしたレベルで展開している。コミカルに全振りした番外編もあったりして楽しいが、立場やストーリー上浮かばれないメインヒロインもいたりしてやや不公平感のある構成だった。
物語:セレブに特化した物語構成だが、対セレブな展開が出始めてからストーリーが超展開気味でややぎくしゃくしてきたように感じる。
世界観:大金持ちの浮世離れした世界観は良く表現されていたと思うが、何せ現実感がないのでイメージが沸きにくい。
人物:哲平は一般人からの成り上がりなのでセレブになっての困惑具合は共感出来る所がある。一方ヒロイン勢は少々性格が出来すぎているように感じる。みんな協力的なのでいいけど。
作画:GoHandsの処女作。原作の特徴的な絵をそのまま表現し、原作受けは良さそうだが、表情は特徴的過ぎてややぎこちなさを感じる所もある。
声優:そこそこ豪華な面々だと思うが、当時としてもベテラン系が中心で、受けがいいとは思えない。
魅力:ヒロイン勢の身体的表現が巧み。原作が原作なので、見せる部分はそれなりにしっかりあったが、それでいてストーリー重視で、そこはおまけ程度。
主題歌:OP「Princess Primp!」(橋本みゆき)(3.7)、ED「S.S.D!」(yozuka*)(3.7)。OPはここしばらく主題歌のない橋本みゆきのソフトタッチな楽曲。ヒット性は微妙な所。EDはyozuka*の声が印象的で明るさの中にも妖婉さを持ち合わせた楽曲。作画は手抜きだな。
劇中音:BGMや効果音は使われるべき場面で必要なものは使われていたが、特段印象的な場面はなかった。


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by mfbox | 2017-07-16 16:17 | オタクゴタク(語託) | Comments(0)