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10月23日 血みどろの番組たち

先日、今四半期の視聴テレビ・ビデオを書いたところだが、このところその番組のいずれもが(水曜どうでしょう除く)血をまともにさらけ出して重い作品を描いているのが目立ちます。特にTBSのアニメが平気で血や死を表現するのは、話題に事欠かないだけでなく、話の内容としても秀逸なだけに反対は出来ませんが、倫理的に大丈夫かなぁと心配になります。

ER9•••緊急救命室ですから、当然血まみれになりながらの救出になるわけで、番組の性質上緊迫感をあおる効果ももたらしており、今更どうのこうの言うものではない。
CSI2•••殺人事件から解決に向かう作品な訳で、事件発生時の描写に巧みに使われるのが血飛沫などの効果。ということでこれも必要悪。
24III•••北海道では今週が第3話でした。この番組でも血や発砲はつきものとはいえ、最後にアルメイダが銃弾に倒れたのはやはり衝撃的。(今更ネタバレはいいでしょ。)
Blood+•••これが問題作。作画や原作で高い評価を得ているアニメ作品ではあるが、斬って斬って斬りまくるというテーマが果たして夕方6時に相応しいかどうか。血だらけです。
エウレカセブン•••秀逸の一言につきる前話26話で不殺という結論を出したレントンだったが、今日放送の27話で、そのレントンとの素晴らしい家族生活を送ったチャールズが、話の経緯上不可避とはいえ殺されてしまいます。物語の流れが非常に素晴らしく出来ているため非の打ち所は無いのですが、チャールズに優しい親の顔を見た私には結構ショックでした。
フルメタルパニックTSR•••挑発されたこととはいえ、主人公の宗介が怒りに任せた発砲で人を殺めます。かなり衝撃的です。このアニメのR-15はここから来ていたのでしょうね。
トリニティ・ブラッド•••吸血鬼が絡むというだけである程度血の表現が出ることはわかるが、それが結構残酷。血が伴ってないとはいえ主人公のアベルは最終話を待たずに死亡、ヒロインのエステルや関わった人物も必ず流血していて、一歩下がって考えるとかなりえげつないです。

トリニティ・ブラッドの後を次ぐ「かりん」も吸血鬼・増血鬼の話なので、コミカルであれ血が絡むのは確実。最近そういうものしか見ていないと思うと、自然と心も重くなってしまいます。唯一血と無関係のShuffle!がスケープゴートのはずですが、こちらもシリアスで重い話続き。そういう重たい話も好きですが、どこかで息抜き出来る作品が必要だなと思います。
というわけで、好きな趣味でやや鬱な状態のmfboxでした。
by mfbox | 2005-10-24 03:29 | オタクゴタク(語託) | Comments(0)