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9月6日 改めて自分なりに評価してみた

これまでいろいろアニメ関連の記事を書いて来たが、これまで見て来たアニメについて、自分なりにどのような印象でもって残っているのかが気になったので、自分なりの基準を設けて改めて評価してみることにした。(11/5再計算)
(評価対象)私が鑑賞した作品であること。また意図的に4話以上視聴したものとした。
(評価の方法)アニメ作品について、ストーリー、人物描写、世界観、作画、声優人気度、音声表現、主題歌、音楽描写の8基準において各5点計40点満点で評価、順番を決める。

結果、こうなりました。
(総合評価)
1. Shuffle! (35.0pt) (WOWOW)
2. 涼宮ハルヒの憂鬱 (34.8pt) (TVH)
3. ぱにぽにだっしゅ! (34.5pt) (TVH)
4. 光と水のダフネ (34.4pt) (Ch. NECO)
5. ARIA The Natural (33.8pt) (Gyao)
6. かりん (33.5pt) (WOWOW)
7. 僕等がいた (33.1pt) (HBC)
7. NANA (33.1pt) (STV)
9. 苺ましまろ (32.6pt) (BS-i)
10. 交響詩篇エウレカセブン (31.8pt) (HBC)
11. ザ・サード〜蒼い瞳の少女〜 (31.6pt) (WOWOW)
12. イノセント・ヴィーナス (31.3pt) (WOWOW)
13. 彩雲国物語 (31.2pt) (NHK BS)
14. ウィッチブレイド (30.9pt) (Gyao)
15. トリニティ・ブラッド (30.7pt) (WOWOW)
15. xxxHOLiC (30.7pt) (HBC)
17. 神無月の巫女 (30.3pt) (Ch. NECO)
17. 学園アリス (30.3pt) (NHK BS)
19. 錬金3級まじかる?ぽかーん (30.1pt) (YouTube)
20. 鍵姫物語永久アリス輪舞曲 (30.0pt) (Gyao)
20. 機動警察パトレイバー (30.0pt) (NHK BS)
20. 女子高生-Girls High- (30.0pt) (biglobe)
22. ラムネ (29.9pt) (Gyao)
23. 無敵看板娘 (29.5pt) (biglobe)
24. 十兵衛ちゃん2 (28.8pt) (Tv-Tokyo)
24. Black Blood Brothers (28.8pt) (Biglobe)
26. ちょこっとSister (28.7pt) (Kids)
27. フルメタルパニックTSR (28.6pt) (WOWOW)
28. これが私のご主人様 (28.5pt) (BS-i, Animate TV)
29. 半分の月がのぼる空 (28.4pt) (WOWOW)
30. 桜蘭高校ホスト部 (28.3pt) (STV)
31. しにがみのバラッド (28.1pt) (WOWOW)
以下・・・砂ぼうず,機神咆哮デモンベイン,姫様ご用心,BLOOD+, 名探偵ポワロとマーブル, 少女チャングムの夢, あかほり外道アワーらぶげ,RAY THE ANIMATION。

上位の方は前からずっと紹介して来た通りで変わらない。トップ3作品全てに出ている杉田智和さんは凄い人だと改めて思う。
特長として、恋愛系やまったり系、日常系が自分の好みなのかもしれない。戦闘系はどうしても主人公補正がかかり、話に破綻が起きる可能性が高いからか、いまいちなものが多い。
また、ネットで視聴している作品が上位に多く、北海道で見られないU局アニメの質の高さが改めて浮き彫りになった感じ。

なお、今回再計算した結果、トリニティ・ブラッドと学園アリスの順位が大幅に上昇したが、両作品とも結構好きで見ていたから、むしろこの結果の方がすっきりする。

次に各部門別の評価。




・ストーリー
1. かりん (4.6)
1. ウィッチブレイド (4.6)
3. Shuffle! (4.5)
3. 僕等がいた (4.5)
5. NANA, 交響詩篇エウレカセブン (4.4)
 かりんは設定度外視でひたすらに果林と健太の純愛を描き続けたストーリーに感服。ウィッチブレイドは天羽親子の親子愛を美しく描いていたのが非常に好感が持てた。また恋愛ストーリーの出来がとても面白い僕等やNANAも高評価。
・人物描写
1. ぱにぽにだっしゅ! (4.7)
2. 涼宮ハルヒの憂鬱 (4.6)
3. Shuffle! (4.5)
4. 光と水のダフネ、NANA、ARIA The Natural (4.4)
 ぱにぽにはたくさん出て来るキャラクターの全てが魅力を振りまいていた。個性的なキャラクターが所狭しと駆け回ったのが涼宮ハルヒ。Shuffle!は5人のヒロインの人物描写がきちんとしており、最終的な主人公の選択がすごく自然だった。
・世界観
1. ARIA The Natural (4.7)
2. ウィッチブレイド (4.5)
2. 光と水のダフネ (4.5)
4. 交響詩篇エウレカセブン (4.4)
5. 僕等がいた (4.3)
 世界観にこだわっていい作品を書き上げるのはキャラクターとの両立という点でとても難しい。その中でもARIAはほのぼのしたキャラクターそのものが世界観を表しているかの様で、とても秀逸。ダフネは水上都市などの水/海にこだわった世界観がストーリーに深く関わって筋が通っていた。エウレカの「ボダラクの教え」から広がる世界観も見ていて惹き付けられるものだった。
・作画
1. 涼宮ハルヒの憂鬱(4.7)
2. ぱにぽにだっしゅ! (4.6)
3. 機神咆哮デモンベイン (4.5)
4. 無敵看板娘 (4.4)
5. かりん、苺ましまろ、トリニティ・ブラッド (4.3)
作画に関しては文句のつけようが無いのが京都アニメーションの完成度。ハルヒに至ってはそれが売り文句にもなっていた。一方画面の中の様々なギャグや受けを狙った細かい描写が特徴的だったぱにぽにも、その実それぞれのキャラクターの描き方は見事だった。またWOWOWは作画を重視しているようで、デモベやかりん、トリブラなど画の美しさに見とれる作品が多かった。無敵看板娘はあれだけ激しい動きを見せながら、動画の破綻の無かったのが見事で評判も高かった。
・声優人気度
1. ぱにぽにだっしゅ! (4.8)
2. 光と水のダフネ (4.5)
3. Shuffle! (4.3)
3. 苺ましまろ (4.3)
5. 女子高生-Girls High-、Coyote Ragtime Show (4.2)
豪華声優を揃えるのは、アニメ飽和の現在では非常に難しいもの。そんな中で現在考え得る有名声優をごっそり揃えたぱにぽには文句なし最高点。またダフネはサブメディア(ネットラジオ)で声優の魅力を引き出したのがアニメの人気にも大きく反映されたと言う点では凄い。苺ましまろも破壊力満点の萌え声優の有名どころをしっかり揃えている。
・音声表現
1. Shuffle! (4.7)
2. 苺ましまろ (4.5)
2. ARIA The Natural (4.5)
4. ぱにぽにだっしゅ!、光と水のダフネ、かりん (4.4)
 この評価は声優がどれだけキャラクターに感情移入出来ているかを見ていて、声優の技量をはかるボルテージでもある。とはいっても、キャラクターに萌えてしまえば、それはイコール感情移入していることにもなるわけで、萌え要素をもつ作品ほどポイントは高い。図らずも上位10作品で締められてしまったこの順位は、自分の好みをさらけ出しているようなものか。

・主題歌
1. 涼宮ハルヒの憂鬱 (4.9)(「冒険でしょでしょ」(4.8)「ハレ晴レユカイ」(5.0))
2. Shuffle! (4.7)(「YOU」(4.9)「innocence」(4.4))
3. 神無月の巫女 (4.6)(「Re-Sublimity」(4.8)「Agony」(4.4))
4. イノセント・ヴィーナス (4.5)(「Noble Roar」 (4.9)「Brand New Reason」(4.0))
4. ぱにぽにだっしゅ! (4.4)(「黄色いバカンス」(4.3)「ルーレット☆ルーレット」(4.6)「少女Q」 (5.0)「ガールッピ」(4.1)「ムーンライトラブ」(4.0))
※上記以外の高評価主題歌
苺ましまろ「いちごコンプリート」 (5.0)
姫様ご用心「CANDY POP SWEET HEART」、灼眼のシャナ「being」 (4.9)
エレメンタルジェレイド「Forever...」 (4.7)
かりん「Scarlet」、光と水のダフネ「明日のBlue Wing」、NANA「Starless Night」 (4.6)
最近のアニメでは主題歌の位置づけ、完成度も大きなウェイトを占めるようになって来た。しかもEDのクォリティまで求められるようになったから、制作側はさぞ大変だろう。特にここ1、2年はアニメ主題歌専門のアーティストが続々出て来てますます質が高くなっている。KOTOKOをOP/EDに使った神無月、YURIA/橋本みゆきの実力派で固めたShuffle!、斬新なサウンドのBrace:d(かりん)、妖精帝国(イノヴィ)など魅力的な歌が本当に多い。一方で声優のキャラソンを主題歌に使っている作品でも、声優の歌の上手さや楽曲の質の高さはひけを取らない。涼宮ハルヒのOP/EDは今年最高の出来だと思うし、キャラクターの引き立てに一役買っているぱにぽにのOP/ED、イベントで聞いて衝撃的な可愛らしさだった「いちごコンプリート」、新谷の姫様EDは魅力抜群。最近はこういった楽曲を集めてドライブミュージックにしているくらい。

・音楽描写
1. ぱにぽにだっしゅ! (4.7)
2. Shuffle! (4.5)
2. ARIA The Natural (4.5)
4. 僕等がいた (4.4)
作品中に使用された挿入歌やサウンドイメージが作品にどれだけ影響を与えているかであり、必然的に良作、記憶に残る作品ほど音楽も頭に残っている。ぱにぽにのコミカルな表現は音楽による所も忘れてはならないし、ARIAの和やかな作品イメージもやはり劇中歌による所が大きい。Shuffle!の重要な場面での音楽での盛り上げも記憶に残っている。僕等も挿入歌を多用しているほか、この作品ではEDも毎回変わることで、作品に対する音楽描写に一役買っている。
by mfbox | 2006-09-07 04:05 | オタクゴタク(語託) | Comments(0)