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5月6日 いつから私は雨男になった?

今回の旅行の最終日。晴れ、雨、晴れときて、今日はまた雨。半ば天気に恵まれなかった旅行ではあったが、最後は岡山で締めることとしました。日本三大庭園の後楽園を中心に、周辺を回ろうということで、岡山在住の私の数少ない友人の1人に案内してもらいながら、雨の中ではありましたが観光を楽しみました。
その友人曰く、「岡山には後楽園と岡山城くらいしか見る所は無い」と言うのですが、結局行った所はその2カ所で、後はレストランや休憩所などでだべっていただけでしたが、この旅行中歩き回って疲れていた私にはいい感じの体休めになりました。
岡山城ですが、ちょうど展示会か何かをやっていたために、通常よりかなり割高な入場料を取られましたが、正直な感想を申し上げると、内観(展示)も外観も、風情が無いというか、作り物感が露骨に感じられるというか、まぁ、直前に姫路城や吉野ヶ里遺跡等を見たせいでしょうけど、いまいち歴史観を感じられなかったのが残念ではあります。展示内容も幕末の志士に関する話で、ギャップを感じてしまいました。隣の特別公開中の月見櫓は小さい建物でしたが、それなりに風情が残っていて、こちらは歴史を感じられて良かったです。
後楽園は岡山城とは川を挟んで隣の敷地にあります。まぁ、城を所有する大名の庭なのですから当然ではあります。後楽園は日本の三大名園の1つで、既に偕楽園(水戸)、兼六園(金沢)は訪問済ですので、これで三庭園制覇です。雨で足下の道のぬかるみが目立って、そちらに気を取られがちでしたが、庭園の素晴らしさはやはり名園と呼ばれるだけあって、たいしたものでした。年に1度草を全部焼くのできれいに背丈が揃っているとか、景観を損ねないようにビルの高さの規制が行われているとか、春になれば川縁の桜がきれいだとか言うためになる話を聞きながら、きれいに苅り揃えられた小木や風情を考えた建物等を見て癒しすら覚えました。どの庭園を見てもそうなのですが、写真写りも、どの方角から撮っても良いので、庭園を見るのは結構好きです。見終わる頃に雨が止んできたというのが皮肉ではありますが。。。

最後はすし詰めの新幹線で新大阪へ移動し、ゴールデンウィークらしさを思わぬ形で体験しましたが、毎度のことながらいろいろ酷使した今回の旅行もやっとお終い。新幹線の費用を甘く見てたために最後は数千円の残金で焦りましたが、急遽決めた旅行とはいえ、何もしないで過ごすよりはずっと有意義なことが出来たなぁと思っています。高くつきましたが、いい旅行でした。
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by mfbox | 2007-05-08 00:14 | 小旅行通信 | Comments(0)