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11月15日 帯広屋内オーバル初見参!

さる14、15日の週末、帯広に出来た国内2番目の屋内スピードスケート場に、遂に足を踏み入れました。この週末に行われたのは、帯広の森スピードスケート競技会で、国内の主力から地元中学生まで数多くの選手が参加する、毎年この時期に行われていた大会で、屋内リンクになってからは初めての主要大会です。
主要大会といえども、記録会に近い感じでもあるので、初めから終りまで見通すつもりはなかったので、1日目は午後からの男子500m1本目からの観戦になりました。到着したときには女子500m1本目の結果が出ていて、W杯参加選手を除く国内主力級の名前が列記され、予想外に見応えが期待できそうでした。観戦していて思ったのは、全日本クラスでは見慣れない所属や名前が結構多く参加していて、それはまた新しい世代を見る楽しさもあるのですが、参加人数の多さもあって競技の進行にかなり時間がかかっていたのが少し気になりました。午前中に行われた1500mはさらに多数の参加者で賑わったようですし、結局夜6時まで大会は終日かかってしまいましたが、やはり強い選手が当然のように上位の成績を残していたのは安心でした。
2日目は1000mからの予定でしたが会場に着いてみると女子3000mがクライマックスを迎えていました。少々混乱しましたが、先に長距離から行っていたようです。さらに男子の長距離は5000mではなく3000m、しかも途中に3度も整氷を行うため、相当な時間がかかることもあって、帯広市民であるのをいいことに途中買い物や昼食で抜けたりしながら、午後の1000mを中心に観戦しました。1000mをカルテット競技で行ったので、競技は急にスムーズに進行し、午後4時には終了となりました。最終組の小原選手の鬼神の滑りはさすが世界級といわんばかりの勢いを感じさせました。五輪選考会での爆発力が今から楽しみです。
さて、肝心の屋内リンクの感想ですが、正直狭く感じました。リンクの周囲数メートルを取り囲む最小のサイズで作られているため、メインストレート側に1000席ほどの観客席がある以外は、リンクの周囲を狭い通路が通っているような状況です。リンク脇から観戦したい人には寒さもなくこの上ない環境ではありますが、世界大会など観客が多くなるような大会ではその収容力に大きな不安を感じました。一方、出来たばかりのリンクなので氷の状態は良いとは思いますが、館内の気温が16~17度と少し高めに設定してあるのは、観戦する側にしてみればありがたいですが、氷にはやさしくないのでは?と、少し考えてしまいました。
とはいえ、なんだかんだ言ってもやはり貴重な屋内リンクですので、立派な設備に仕上がっていると思います。これからこのリンクで数多くの大会が開催されるわけで、今から非常に楽しみです。

明治北海道十勝オーバルの紹介ページ(自前)です。
by mfbox | 2009-11-17 23:31 | 冬だ!スポーツだ! | Comments(0)