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4月1日 今春のテレビ視聴予定

なんだか見るものがいっぱいになりそうな今クール。ドラマに新アニメに旧アニメ、インディと大忙しで、コンサドーレを見る暇がない。。。

<海外ドラマ>
CSI科学捜査班7  (火曜 AXN)
CSIマイアミ6   (水曜 AXN)
CSINY4      (6/10〜 木曜 AXN)
ヴェロニカ・マーズ (5月上〜 木曜 AXN)
IDクライム    (4/29~ 木曜 AXN) 
24 7th     (火曜深夜 UHB 〜5月上:終了)

<継続アニメ>
刀語       (月例、BSフジ、Animax(新))
デュラララ    (金曜 Animax(新))
聖痕のクェイサー (日曜 アニメワン)
君に届け     (水曜深夜 STV:終了)

<新アニメ>
B型H系       (月曜 AT-X)
迷い猫オーバーラン (月曜 Animax、アニメワン(金))
kiss x sis      (月曜 AT-X)
WORKING      (月曜深夜 STV)
けいおん!!    (火曜深夜 HBC)
真・恋姫+無双〜乙女大乱(木曜 AT-X)
Angel Beats!    (土曜深夜 BS11)
荒川アンダーザブリッジ(土曜 AT-X)

<旧アニメ>
ストライクウィッチーズ (月曜 AT-X)  ※前回収録DVDが不良品だったため
こばと         (月曜 NHK教育) (未見/昨10月作品)
アスラクライン     (月曜 AT-X)  ※前回収録DVDが不良品だったため
舞-乙HiME       (月曜深夜 Ch. NECO)(未見/2006年作品)
Fate/Stay Night    (火曜 AT-X)   (未見/2005年作品)
うた∽かた       (火曜 AT-X)   (未見/2005年作品)
kanon         (火曜 AT-X)   ※前回視聴時に保存しなかった
びんちょうタン     (火曜 AT-X)   (未見/2006年作品)
我が家のお稲荷さま   (火曜深夜 AT-X) ※前回途中からしか録れてない
シムーン        (水曜 AT-X)   (未見/2006年作品)
みなみけ        (水曜 AT-X)
Black Blood Brothers  (木曜 AT-X)   ※前回はbiglobe配信
BLACK CAT      (金曜 AT-X)   (未見/2005年作品)
僕等がいた       (金曜 AT-X)
けいおん!       (金曜 TBSチャンネル)
真・恋姫+無双(終了) (金曜深夜 AT-X) ※前回途中からしか録れてない
喰霊・令        (金曜深夜 BS11) (未見/2008年作品)
ゼーガペイン      (土曜深夜 BS11) (未見/2006年作品)
聖剣の刀鍛冶      (土曜深夜 AT-X) ※前回途中からしか録れてない
大正野球娘。      (日曜 ディズニーチャンネル)
乃木坂春香の秘密〜ぴゅあれっつぁ (日曜深夜 AT-X) ※前回途中からしか録れてない

<スポーツ>
IZOD インディカーシリーズ2010 (年17戦)

<購入予定DVD>
ひだまりスケッチx☆☆☆(BD、現在1、2巻購入済)
sola (廉価版6月購入予定)




「ひだまりスケッチx☆☆☆」(BS-TBS 全12話 原作:蒼樹うめ 製作:シャフト)
(4.2、4.7、4.8、4.4、4.5、4.7、4.8、4.4; 36.5pt)
 やまぶき高校の美術学部に通うゆの(阿澄佳奈)たちひだまり荘の住人が織り成す心温まる日常を描いたハートフルコメディーアニメ。
 多くの信者を持つこの作品も3期目となり、ゆのたちは2年に昇級、ひだまり荘にも2名の新入生を迎えたが、作風は至って変わらず、互いを思いやりながら、心温まるエピソードも織り交ぜつつ、ちょっとセンチに、いっぱい楽しく、キャラクターのいろんな顔を今期も楽しめました。
ストーリー:新入生のキャラ作りにやや多めに手をかけていた印象。それはいいのだが、x365で絶妙だった他の4人の関係があまり突っ込まれていないのが若干残念かも。
世界観:美術、ひだまり荘の住人同士の触れ合いという大きな2本の柱は今期も完璧に表現されていたと思います。
人物:もう何も文句の付け様のない、最高のキャラクター達です。新入生2人も良い性格で、きちんと過程を踏んで最後は完全なひだまり荘の住人となりました。
作画:キャラクターの表情を少し原作寄りに変えたようですが、それにより雰囲気が変わることはなく、また「ダンス・・・」との掛け持ちによる影響もあまり感じさせませんでした。
声優:好きな声優が揃っているだけでなく、3期ともなるので互いの呼吸がばっちりでした。
魅力:キャラクターの内面も外面も変わらず魅力満点。新入生も入ってきましたが、最好キャラはやはりヒロ(後藤邑子)。
主題歌:OP「できるかなって☆☆☆」(ゆの(阿澄佳奈)、宮子(水橋かおり)、ヒロ(後藤邑子)、沙英(新谷良子))(4.8)、ED「さくらさくら咲く〜あの日君を待つ空と同じで〜」(marble)(4.8)。OPは毎度うきうきさせてくれるノリノリソング。EDも3期連続marble。今期は新入生を後押しする疾走感が加わっている。
劇中音:ひだまりはBGMも印象的。3期に渡り使われて来たものに加え、新たに加えられたものも作風に良く合ったものばかり。

「バカとテストと召還獣」(AT-X 全13話 原作:井上堅二 製作:SILVER LINK)
(4.3、4.5、4.2、4.7、4.1、4.8、4.3、4.1; 35.0pt)
 厳しい振り分け試験制度が採用されている文月学園で最も「バカ」なFクラスに振り分けられた吉井明久(下野紘)が、天才的頭脳を持ちながら不運により同じくFクラスにされてしまった姫路瑞希(原田ひとみ)を実力通りの環境にしてあげようと、クラスメイトと共闘して文月学園独特の「試験召還システム」で上位クラスに挑んで行くクラスバトルアニメ。
 試験召還戦争という独特のシステムの表現で開始当初から注目を浴び、キャラクターデザインも相まって人気作に仕上がった。登場人物の色分けも、学力と言う観点から明確な差別化が出来ており、非常に見やすかった。作画面でも「タユタマ」ではあまり芳しくない評価だったSILVER LINKだが、シャフトから大沼心を迎え入れて、見違えるような作品に仕上がった。
ストーリー:ベースはコメディながらも、「戦争」というだけあって、男子生徒達の熱血っぷりが感じ取れて、予想外に感情移入できた。
世界観:試験召還システムというこの学園独特の仕組みを上手く表現出来ていた。またそのシステムでの下克上っぷりが清々しくもあった。
人物:様々な性格のキャラクターが揃う一方で、それぞれのキャラの試召戦争にかける想いも伝わって来た。バイオレンスが若干多めなのが唯一の難点か。
作画:男も女も人物の造形といい表情といい、大変素晴らしい作画でした。大沼作品は萌え絵に関しては他の追随を許しませんね。
声優:強烈に豪華といえるほどの声優は揃ってはいないが、ツボを押さえた声優の配置をしている印象。特に姫路役の原田ひとみは朋絵(ささめきこと)や乃莉(ひだまりスケッチx☆☆☆)と同じ声優とは思えない幅の広さです。
魅力:女に限らず男までも萌え表現に長けていた。またキャラの個性も千差万別で、分かりやすく魅力的だった。最好キャラは秀吉といきたい所だが、ここは島田美波(水橋かおり)で。
主題歌:OP「Perfect-area Complete」(麻生夏子)(4.8)、ED「バカ・ゴー・ホーム」(milktub)(3.7)。OPの明るさが作品の明るさにマッチして大変良い。EDは印象はあれど好きとまでは行かないかな。
劇中音:試召戦争でのBGMもさることながら、随所に散りばめられたハッとさせる効果音が印象的。

「君に届け」(STV 全25話 原作:椎名軽穂 製作:Production I.G.)
(4.7、4.3、4.6、4.2、4.1、3.9、4.3、4.3; 34.4pt)
 クラスの中でも避けられる存在だった黒沼爽子(能登麻美子)が、気にかけてくれる風早翔太(浪川大輔)を始め、徐々に増えて行く仲間達と次第に打ち解け、友情や恋を培っていく物語。
 初めはノーマークでしたが、ネットでの高評価続出の情報を聞きつけ、北海道では放送が6週間ほど遅れていたのも幸いし、感動巨編を漏れなく見届けることが出来ました。コメディタッチ苗を織り交ぜつつも、キャラクターの気持ちを非常に丁寧に表現しており、称賛に値すると思います。
ストーリー:キャラクター重視でじっくりと友情、恋心を育んで行く丁寧なストーリー。決して焦ることなく、十分な話数を使って展開していたので非常に見やすかったです。
世界観:至極一般的な学生生活そのものであるが、忠実に描いていたと言う点では評価出来る。
人物:主人公の爽子の気持ち、そして周囲の爽子を想う気持ちがとても丁寧に描かれていて、感動に繋がる。最好キャラは影の功労者とも言える矢野あやね(沢城みゆき)。
作画:製作のネームバリューもあってしっかり描けているが、重要なのは心情の方と言うことで、作画はあまり惹き付けるものとはなっていなかったようだ。
声優:実力派が揃った。少数精鋭で特に好きな声優はいないが、個々のキャラの演技は抜群。
魅力:外面的な可愛らしさが表現されているのはくるみ(平野綾)くらいで、主人公の爽子などはやや表情が硬かったりしている。
主題歌:OP「キミニトドケ」(タニザワトモフミ)(4.4)、ED「片想い」(Chara)(4.2)。共にスローな曲で、作風にあっている。
劇中音:キャラクターの気持ちが大きく揺れ動く場面で効果的なBGMがよく使われていた印象。

「おまもりひまり」(BS日テレ 全12話 原作:的良みらん 製作:ZEXCS)
(4.1、4.0、4.3、4.5、3.8、4.7、4.3、4.0; 33.7pt)
 護符に守られ妖と無縁の普通の生活を送って来た天河優人(平川大輔)が、護符の効果が薄れたことにより周囲に妖が集い始める中、普通の生活を守るため共存しようと努力するエロチックバトルアニメ。
 この作品の売りは何と言ってもエロチックな表現で、優人への好意やハプニングなどでの女性陣の動きがとにかくいやらしい。これまでもエロさを誇張するアニメはあったが、このアニメでは身体の動きが細かく表現され、恥ずかしながら何度となく興奮を隠しきれなかった。その一方で、平和的解決に尽力する主人公の姿勢には共感を呼ぶものがあり、ストーリー的にも悪くない良作だった。
ストーリー:原点が妖と鬼斬り役の古代からの争いというスケールの大きな話なので、展開に余裕があった。優人が幼少期の記憶がない設定から、部分的に謎解きの要素もあって面白かった。
世界観:学園生活表現を極力避け、妖との邂逅に焦点を絞っていたのは評価したい。ただ、カフェや西洋魔術など、話的には矛盾ないものの世界観の混乱を招く表現も目立った。
人物:基本敵対し合う妖と鬼斬り役の邂逅なだけに好戦的なキャラが多いが、優人と接してから好意(行為)に変化していく様が面白かった。そして忘れてはならないのが心の清涼剤である凛子の存在。
作画:肌色の表現には特に長けていたが、キャラクターの表情はじめ、全体的な構図も良好。さすがにZEXCSは作画には一日の長がある。
声優:中堅、新人の絶妙な配置が光った。好きな声優はいなかったのでポイントは低め。
魅力:萌え絵、エロさ含めて、キャラクターの魅力全開な作品だった。最好キャラは九崎凛子(野水伊織)。
主題歌:OP「押しちゃうぞ!!」(AyaRuka)(4.5)、ED「BEAM MY BEAM」(ひまりんこ・L・じずくえす)(4.0)。OPはリズミカルなのが良かったのだろうか、なぜか嵌ってしまった。EDは普通にキャラソンだが、明るく通しているのが好印象。
劇中音:やらしさの表現音は少々あざとい気もするが効果的ではあった。一方で妖的なBGMは少々うるさかった。

「はなまる幼稚園」(TVH/AT-X 全12話 原作:勇人 製作:GAINAX)
(4.2、4.4、4.0、4.3、4.1、4.3、4.4、3.9 33.6pt)
 これから通う幼稚園の先生と不意な出会いを果たした杏(真堂圭)が、先生への恋心から幼稚園児らしく一途に強引に先生に接して行くハートフルコメディー。
 小さい幼稚園児のコミカルな動きと、出来る大人・出来ない大人の表現が巧みで、幼稚園児の可愛らしい恋心と大人のじれったい恋心を上手く同居させていた。1月開始の中では注目度の高かった本作だが、飛び抜けた要素がなかったのが災いし、思ったほどの高ポイントとはならなかったものの、十分な良作には違いない。
ストーリー:幼稚園での児童と先生の触れ合い中心ながら、恋心の話につなげたり、少しずつ手を伸ばして関係者の話題に持って行くなど巧みなストーリー展開を見せてくれた。
世界観:いかにもありそうな幼稚園の雰囲気が感じ取れ、自身の幼少時代を思い出した人も多かったのでは。
人物:癒しの存在山本先生(葉月絵理乃)がいい味を出していた。一方で杏のラブラブオーラ出しまくりなのはうざく感じることも。
作画:幼稚園児ならではの小ささを重点においた作画が秀逸だった。背景などは比較的ラフに描かれているが、逆に作品、幼稚園らしさに繋がっているとも思える。
声優:売り出し中の声優が揃っているが、ARIAコンビ(葉月、斉藤)の存在が大きかったかな。
魅力:これまでよりさらに一段小さな、園児萌えを表現した斬新さは評価したい。ただ、嵌ったと言うほどでは。。。
主題歌:OP「青空トライアングル」(杏(真堂圭)、柊(高垣彩陽)、小梅(MAKO))(4.4)。OPは子供の無邪気さと成長が映像と相まって感じられる良曲。EDは毎回変更で評価対象外だが、たいして印象はない。
劇中音:子供ならではの小刻みな動きの効果音が割と工夫されていた。

「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」(AT-X 全12話 原作:Paradores 製作:A-1 Pictures)
(3.9、4.3、4.0、4.1、4.1、4.5、4.2、4.3; 33.4pt)
 戦争で荒廃した未来の世界で、トランペットを吹くことに想いを馳せるカナタ(金元寿子)が、辺境の地の部隊に配属され、様々な音の触れ合いを通じてトランペット吹きとして成長する物語と、仲間達が経験して来た戦争についての隠された苦悩を表現したオリジナルアニメ。
 アニプレックスが「アニメノチカラ」と称してオリジナルアニメの強化に乗り出したうちの最初の作品。kalafinaを主題歌に起用したり劇中に良く知られた「アメージング・グレイス」を使うなど、音楽的な要素を前面に押し出した作品だったが、後半に戦争要素を入れて来たことで、焦点がぼけてしまった感は否めない。作画面では「けいおん」に良く似た特徴の作画として話題になった。
ストーリー:もっと音楽に突っ込んだストーリーを期待していた。リオ(小林ゆう)の役割を魅せたかったのだろうが、戦争のような暗い面は正直不必要。
世界観:荒廃した世界の表現は、貧しげな人々の描写も相まって、かなり雰囲気が出ていた。
人物:カナタのトランペットにかける想いは伝わって来たが、その他の面々にいまいち共感を覚えられなかった。
作画:けいおんの二番煎じと言われるかもしれないが、表情の表現は結構いい線行っていた。ただ引きの絵があまりにも雑。
声優:注目はクレハ(喜多村英梨)とユミナ(福圓美里)。喜多村の少女声(役)は珍しい。ユミナのような芯は強いが立場の弱い女性は福圓の十八番。
魅力:萌え度十分なキャラクターの魅力は認めざるをえない所。
主題歌:OP「光の旋律」(kalafina)(4.3)、ED「Girls, be Ambisious!」(戸松遥)(4.1)。OPはさすがkalafinaといえる雰囲気十分な曲。EDはストーリーの重さを跳ね返すようなとびきりの明るい曲で戸松ながら好印象。
劇中音:アメージング・グレイスなど、大胆な曲の挿入をするなど、BGMにはかなり凝っている様子がうかがえた。

「とある科学の超電磁砲」(AT-X 全24話 原作:鎌池和馬 製作:J.C.STAFF)
(3.9、4.2、4.1、4.4、4.2、4.0、4.7、3.8; 33.3pt)
 学園都市で努力の末レベル5という階級を得た電撃使いの御坂美琴(佐藤利奈)が、ルームメイトのジャッジメント、さらにそのジャッジメントの同僚とその同僚の友達と一緒に、学園都市内で
起こる奇怪な事件に首を突っ込んで行くお話。
 1年前に放送された「とある魔術の禁書目録」のスピンオフとして展開されている本作だが、こちらの主人公の高い人気にあやかってアニメ化が実現した。ただ原作者の話は難解で、理解が追いつかないままキャラクターの動きだけ終始追っているような見方にどうしてもなってしまうのが前作もそうだがいまいち満足度が上がらない原因かもしれない。
ストーリー:美琴を正義のヒーローに仕立て上げたいのだろうが、どうにも脇道にそれた話が多く、疑問符のつくストーリーが目立った。
世界観:学園都市という特殊性、閉鎖性は十分な設定があるので無難に表現出来ている。ただ、期待もしていなかったが禁書目録以上の発展はなし。
人物:禁書目録のように心情を喋らせて説明させることもなく、人間関係や正義感への心情吐露は上手く出来ていると思うが、さて共感出来るかとなると話は別。
作画:禁書目録から4期にわたって携わっているだけに作画は心配無用の安定感。
声優:植田佳奈をはじめ声優は揃っているんだけど、人気頼りな感は否めず、キャラの魅力に応えきれてたかは疑問。
魅力:J.C.ならではの萌え作画は健在ながら、登場人物の性格の一癖が魅力を減じてしまっている。木山とかテレスティーナとかの印象の悪さもさらに減点対象。
主題歌:OP「only my railgun」(4.8)「level5-judgelight-」(4.6)(共にflipside)、ED「Dear my friend〜まだ見ぬ未来へ〜」(4.5)「Real Force」(4.8)(共にELISA)。OPは格好良さを追求したテクノサウンド。EDは前半が優しい元気づけられる曲、後半は迫力のサウンドで特にこちらの方が好き。
劇中音:バトルシーンが多いせいか、BGMが乱雑でこれと言って印象に残るものはなかった。

「おおかみかくし」(BS-TBS 全12話 原作:ゲーム(監督:竜騎士07) 製作:AIC)
(3.8、4.1、3.7、4.2、3.8、4.3、4.4、4.2; 32.5pt)
 伝奇小説家を父に持つ九澄博士(小林ゆう)が転校して来た嫦娥町で起こる奇怪な出来事を巡る怪奇ストーリー。
 「ひぐらしのなく頃に」でおなじみ竜騎士07が監督のゲーム原作で、オカルト系に偏った作品と捉えられがちで、第一印象もそのように入ったので意外と普通の物語っぽかったのは若干拍子抜け気味ながらも見やすかった。街の住民に隠された秘密を解明して行くまでは良かったのだが、挑戦的なバッドエンドは正直後味が悪かった。最終話のおまけ的エピソードに少し救われた感もある。
ストーリー:掟、異能の力、博士の蜜(体臭)といった謎の振りまき方は面白いと思ったが、復讐失敗でまとめを急ぎすぎたのと、ダム決壊→異能者バレ→死の街化のバッドエンドであっさりし過ぎというか残念というか。。。
世界観:街の異常さを上手く描いており、雰囲気作りはしっかり出来ていた。
人物:主人公にやる気が感じられないのと、摘花五十鈴(加藤英美里)の博士へのつきまとい具合が辟易だった。最好キャラは朝霧かなめ(渕上舞)。
作画:安心クオリティのAIC。人物、背景とも不安な要素はなかった。
声優:新進気鋭の若手中心。後藤邑子が脇役で出てたくらいで他に気になる声優はなし。
魅力:伝奇ものでありながら、キャラクターは確り萌え作画。作画面での魅力は十分に発揮出来ていた。
主題歌:OP「時の向こう幻の空」(FictionJunction)(4.0)、ED「月導-Tsukushirube-」(南里侑香)(4.8)。OPは梶浦由紀サウンド全開のスタイリッシュな楽曲。EDは梶浦こそ関わってないが、南里のFJY時代を彷彿とさせるような疾走感あるサウンドで聞き応えがある。
劇中音:謎めいた雰囲気を出すサウンドが凝っていたほか、梶浦由紀の手がけるBGMも効果的だった。あと最終回の一転したコメディタッチな演出もここで加点。

「亡念のザムド」(BS11 全26話 オリジナルアニメ 製作:BONES)
(4.1、4.3、3.9、4.2、4.2、3.7、3.8、3.9; 32.1pt)
 通学のバスに紛れ込んだ謎の少女により体にヒルコという謎の生命体を植えつけられた竹原アキユキ(阿部敦)が、それにより獲たザムドに変身する体質に悩みながら、救ってもらった偽装郵便船の面々と共に、自らを探す旅に出る物語。
 2年前にプレイステーション限定配信という特殊な方式で放送されたアニメ。その話題性から翌年には地上波、BSに進出し、私も視聴することが出来た。バトルものでありながら、その背景、特にテシクと呼ばれる宗教的集団の独特性は目を見張るものがあった。最終的には全て繋がってくるのだが、場面転換の多さが話を難解にしていたのが少し残念ではあった。
ストーリー:戦争、宗教、トラウマなど、多種多様な人間模様を楽しめた。ただ、場面転換の多さからか、結局言いたいのは何かが分からなかった。
世界観:テシク族の独特な世界観、異能ぶりが、この作品の不思議感の主要要素として大きく寄与していた。
人物:アキユキの心の揺れ動きなど、登場人物の心情には結構細かく迫っていた。ただ、扇動者の自己中心的思想が目立ちすぎたきらいはある。
作画:石化のシーンなど、細かいところにこだわった作りを見せていた。
声優:無難に実力派の中堅どころでまとめている。
魅力:異形の者が多く出てくるが、あまり見てくれの良いものではなかった。
主題歌:OP「Shut up and explode」(3.9)「Back on my feet」(3.7)(Boom boom satellites)、ED「Vacancy」(3.7)「Just Breathe」(3.9)「Over U」(3.7)(Kylee)。OP、EDとも回によって使い分けられている。曲によって映像も変わっているのは凝っている。
劇中音:ストーリーが壮大な割には効果音等で派手な演出をするようなことは見られなかった。

「ダンス・イン・ザ・ヴァンパイアバンド」(AT-X 全12話 原作:環望 製作:シャフト(製作協力:A.C.G.T.))
(4.1、3.9、4.0、3.8、4.2、3.7、3.7、4.0; 31.4pt)
 遠い昔に交わした約束でつながれたヴァンパイアのミナ姫(悠木碧)と鏑木アキラ(中村悠一)が、アキラが記憶を欠落したまま再会し、徐々に記憶を取り戻しながら、時に対立も経て、ミナ姫が理想とするヴァンパイアバンドの設立へ向けて基盤を築いていく物語。
 シャフト3度目のW製作(今回はひだまりとこれ)でまたしても作画に不安を抱えての出発となった本作だが、A.C.G.Tにほぼ丸投げし、1度総集編を挟みつつ、何とかストーリーだけはまともな作品に仕上がった。後半の3氏族の話は見応えがあっただけに、前半の意味不明さが勿体なかった。このまま行くと今季の最下位になりそう。
ストーリー:少し無理をしている気はするが、理想のヴァンパイアバンドを目指して奮闘する主人公達というのが良く表現されていたと思う。
世界観:権力争いの構図がそのまま醜く表現されてしまったのが少しいただけなかった。
人物:誰が何を考えているのか分からないのは、意図的な表現だったにせよ、人物描写を曖昧なものにしてしまっていた感はある。
作画:シャフトの苦しい台所事情がもろに出てしまった。また、下請けのA.C.G.Tとの意思疎通が上手く出来てなく、奇をてらう表現にキレがなかった。
声優:人気所をしっかり抑えてはいるが、登場人物が多過ぎて、宝の持ち腐れ状態になっている面も。悠木碧の熱演が光った。
魅力:ヴァンパイアのおどろおどろしい面の方が強調されてしまい、マイナスの魅力に。
主題歌:OP「フレンズ」(中野愛子)(3.7)、ED「爪痕」(hibiku)(3.7)。OPはレベッカのカバー。曲自体は大好きなのだがカバーへのアレルギーがあって。。。EDは作品の雰囲気には合ってるが印象的には薄い。
劇中音:低いトーンのBGMに印象的なものがあったが、それ以外は特に印象無し。
Commented by 迷い猫オーバーラン! at 2010-04-21 16:22 x
迷い猫オーバーラン!の無料画像がいっぱいです!
Commented by WORKING!! at 2010-04-26 16:24 x
WORKING!!面白いですね~!!私の今一番ハマってるアニメ・WORKING!!ですよ♪
by mfbox | 2010-04-12 01:52 | オタクゴタク(語託) | Comments(2)