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9月18日〜23日 イベント主体の観光旅行

先の投稿でも述べた通り、先週9月18日〜25日にかけて、シルバーウィークに夏休みを絡めて、7泊8日の長大旅行を敢行してきました。観光としては岐阜(飛騨高山・古川古都、白川郷・五箇山世界遺産合掌集落、穂高岳、岐阜城)を一通り巡って来たのですが、どちらかというとそちらの方が副次的な目的の今回の旅行。メインは20日の”ハロー!!きんいろモザイク”イベント「Kin-Iro Mosaic Festa 2」で、それを中心としたイベントづくしの、行程もちょっとおかしな旅行です。

18日は関西空港に下り立ち、京都大丸で開催中の「あのはな&ここさけ展」を見学。展示会なうえ平日でもあったので人はまばらでしたが、「あのはな」を中心に展示物は充実し、ゆっくり1時間程度かけて見学しました。「ここさけ」の映画も間もなく公開され、見に行く予定なので、その予習にもなりました。ちなみに、18日に来たのはこれが目的ではなく、翌日のイベントを朝早くに見に行くため前日入りする計画だったためです。
その19日。最初のイベントは神戸で開催の展示会「ソードアートオンライン エキシビション The SEED」でした。運が良ければステージイベントもというおまけにも惹かれて見に来ましたが、なぜ東京じゃなくこちらだったかというと、午後に参加する2つ目のイベントが関西圏だったからです。で、SAOは私も嵌った好きなアニメだったので、アニメの内容を時系列順に分かりやすく振り返る展示の見やすさと、アニメゆえのピクチャ中心の展示内容のため、思いのほか早く回れてしまい、充実はしてましたが勿体ない気持ちにもなりました。そのせいか、最初は予定してなかった物販でペンケースなどを買ってみたり、時間的都合で参加を迷っていたイベントも見ることにしたり。そのイベント、座席に恵まれ、4列目という良い位置でした。ユイ役の声優伊藤かな恵さんと監督の伊藤智彦さんのトークショーでしたが、結構充実した内容が聞けて満足度高く会場を後にすることが出来ました。
とは言っても、イベントに参加したせいで次のイベントの一部が聞けなくなる代償を払うことになったわけですが、そのイベントこそ、イナズマロックフェス。TMRこと西川貴教主宰の出身地滋賀・草津で開催されるビッグイベントです。そして代償となったのはまさにそのTMR。この日のトップバッターでしたが、会場到着した頃には終わっていました。そして驚いたのが会場を埋め尽くす人の数と、前日雨が降ったのか、通路の土がぬかるんで移動が大変だったこと。凄い盛り上がりになるとは聞いていましたが、ここまでとは。身動きをとるのも一苦労のこのフェスでしたが、アニソンに造詣の深い歌手が揃っていたので、関連する楽曲が多く聞ければいいなと期待していたのですが、思った以上にロック寄りに展開されたパフォーマンスで、知ってるアニソンで聞けたのは結局Las Vegasの「Thunderclap」(戦国BASARA3 OP)1曲だけ。特に期待の大きかったUVERworldも、盛り上がりは凄く感動的なステージではあったのですが、本音を言えば、あの曲は歌ってほしかった。。。という残念な思いが残ったのもまた事実でした。とはいえ、イベントの充実度はさすがで、どのアーティストも初見ということもあり、大いに楽しみました。
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20日はいよいよきんモザのイベントです。まずは宿泊地の彦根から新幹線で東京へ移動。これから向かうイベントへの期待でワクワクが止まらない、けれども鞄の重さには勝てず、品川、新橋と東京近辺でコインロッカーの粗探しが最初の仕事になりました。結局東京駅地下で見つかり、必要なものだけ持って新小岩に移動。この日も快晴で暑い日で、会場に着く途中のスーパーで水を求めるほど。先にグッズを購入し、パンフと、今回はよりきんモザ色に染まるべくキンブレも購入しました。水と一緒に購入した軽食で腹ごなしして体制を整えていよいよ会場入り。2階席の最前列でほぼ中央部と、場所的には申し分無いのですが、目の前は階下で、最近ブレードが手から滑り落ちることが多い私としては、買ったばかりのキンブレを落とさないようにとちょっと緊張も感じる場所でした。
前置きが長くなりましたが、いよいよ13時半に昼の部が開幕。この上なく楽しい時間の始まりです。西さん(シノ・青)、田中さん(アリス・赤)、種田さん(綾・紫)、内山さん(陽子・緑)、東山さん(カレン・橙)と順番に登場したのですが、その衣装にまずは驚かされました。全員がファンシーな衣装なのですが、特に種田さん、内山さんの衣装が印象的で、内山さんに至っては陽子・本人両方のイメージから想像もつかない可愛らしいフェアリーの衣装で、背中のハネがこの後イベント中にわたってボケ武器として活躍していました。あと、パンフではシノだったパンプキンは何故か東山さんが着こなしていました(本当は魔女らしい)。前半はコーナーパートで、キャストたちの互いの気心が知れているからか、トークがいちいち面白く、お得感満載でした。シャッフル川柳の破壊力もすごかったし、観客との勝負となった白紙カンペ当てゲームでは種田さんのアドリブ力に見事に騙されました。中盤は生アテレコの連発で、こちらでもアドリブが大爆発、笑いが止まらない十数分でした。最後はもちろんrhodanthe*として再登場した5人による1期2期全OP/EDのライブで盛り上がりました。思えば5月のラゾーナ、6月のきららフェスタに続いて3度目ですね。何度聞いてもこの盛り上がり、堪りません。最後はキャスト全員による長めの挨拶で閉幕。作品愛を大いに感じられる素晴らしいイベントでした。でも、夜の部も見たかったなぁ。。。
イベント終わって船堀駅に向かう道中は歩きながら余韻で心ここに在らずな状態でしたが、夜は別のイベントに参加しました。きんモザ夜の部が取れていれば東京ゲームショウに行ってた所ですが、昼の部ではそのタイミングは無く、夜のイベントに選んだのは「たまゆらー響ーまつり」。東銀座の東劇シアターで開催の3回回しのイベントの最後の回に参加です。じつはこのイベントで「たまゆら劇場版第2章」が上映するため、札幌の公開期間には見なかったので、映画本編もじっくり楽しませてもらいました。焦点となったのりえ、かおるの進路に対する考え方に感銘を受け、緩やかな感動をもらいました。終了後に登場の儀武さんはやはりいつもの面白い儀武さんで、加えてゲストの福井さんのあさってな会話に大いに笑わせてもらいました。映画館のゆったりした座席で見るトークイベントというのも新鮮で、快適な時間を過ごせました。で、そのまま東京で宿泊とならないのが今回の旅行の特異なところで、新幹線で名古屋に向かい、翌日からの岐阜旅行に繋がります。ちなみに高山はアニメ「氷菓」の舞台で、鍛冶橋前の交差点など、ちょっとだけ聖地巡礼じみたこともしてきました。
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岐阜旅行を楽しんだ2日後の23日はシルバーウィークの最終祝日ですが、私にとってはまだ休みの真っ最中。そして夜に行われるライブに参加するため、高岡から北陸新幹線に初乗車し東京に戻る行程でした。しかしながら、当初はそのライブ以外に予定が無く、富山観光をしても良かったのですが、ネットを漁っていて発見したのが、前の週で終わった「がっこうぐらし どきどき遠足」の再開催でした。「がっこうぐらし」は絶賛放送中だった話題のアニメで、私の大好物「まんがタイムきらら(フォワード)」作品でしたので、イベントにも注目していました。場所が八景島(横浜)なので時間つぶしにも良いだろうと思い、急遽予定を早めて7時前にホテルを出発。最速で八景島に向かいました。それでも着いたのは正午頃。しかも絶好の好天のなか屋外を歩き回るゲーム感覚の参加型イベントであり、案の定暑さに滅入ることになってしまいましたが、2時間弱で無事ゲームクリア。主催はナゾメイトで、以前「嬢ヶ崎七々々の埋蔵金」イベントではクリア出来なかったのであまり良い思い出が無かったのですが、クリアした時の爽快感は良いですね。戦利品のメモリアルチケットで水分補給がてらの昼食を補充して、次の目的地へ移動です。
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そしていよいよ今回の旅行の2番目の目的であるライブなのですが、あまりの暑さに汗がまとわりついたので、先にホテルにチェックインし、シャワーを一浴び。ところが新宿駅近くのこのホテル、駅からやたら遠くて、その所為でライブ開始時間に間に合うかぎりぎりの移動になってまた汗が(苦笑)。そんなドタバタの末にたどり着いたZepp Divercity TOKYOで開催の「霜月はるか 10th Anniversary Live Melody Line~Side Green~」を見てきました。前に先月のインストアイベントでの初しもつきんの感動を記事にしましたが、やはりインストアイベント故に音響がどうしてもしょぼく、ライブでこそ本当の感動が得られると思い、CDを買った当初からこのライブは楽しみにしておりました。「光の螺旋率」(kukui)から入ったアニメ中心の知識しかないうえゲームには縁がないため、ちゃんと知っている曲は「カザハネ」「ふゆみどり」くらいのものですが、ラジオはずっと聞いていて、そこで良くかかる曲は耳馴染みがありましたので、今回のライブでもそうした曲がたくさん聞けましたし、霜月さんの透き通る歌声と優しくかつ個性の強い楽曲の数々にすっかり魅了されました。霜月さんの曲はコーラスワークが絶品なので、バックコーラスが録音流しだったのが唯一惜しかった点でしたが、やはりライブならではの臨場感が、インストアでは味わえなかった楽曲の素晴らしさを引き立ててくれていたと感じました。これを機にもっと・・・とはなかなか行きにくいところはあるのですが、1ファンとしてさらにしもつきんの曲に触れて行きたいと感じる良いライブでした。旅行はこの後も2日ほど続くのですが、アニメ・イベント絡みはここまで。そして戻りたくない(と、今回ばかりは本当に感じるほどに充実していた)現実へと帰っていくのでした。おしまい。
by mfbox | 2015-09-26 14:31 | 小旅行通信 | Comments(0)