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9月24日 蒸し暑い南紀旅行 その1

ゲームショー終了後、前日のうちに新大阪入りしていたので、朝は比較的ゆっくり目に今回の南紀旅行開始となりました。生憎の曇り空ではありましたが、むしろ曇り空でよかったかも、と思わせるような蒸し暑さでもありました。

その蒸し暑さを早速重い知らせれることとなったのが、1番目の訪問地、紀三井寺。大阪市営地下鉄、JR紀州路快速、JR紀勢線を乗り継いで紀三井寺駅に降り立つと、なにやら寺らしき建物が随分と山の上の方に建っているではありませんか。まさかと思いつつ、その方向に歩いていくと、やはりその山の方向を差す看板が。結局山道を10分ぐらい登らされる羽目になり、最初から汗だくの行程スタートと相成りました。名刹と言う割にはこじんまりしていて、工事部分も結構多かったこともあって、あっさりと見物は終り、石段を下りていきましたが、その石段を上から下から眺めるだけで、その高低差に驚くばかりでした。
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それでも電車の中でうちわを扇いでいると、そのうち服に染み込んだ汗は何とか乾き、次の目的地御坊に到着。ここでの目的は所謂レールバスと呼ばれるこじんまりした私鉄、紀州鉄道で超ローカルな旅を味わうこと。御坊駅では改札を出ることなくレールバスへの乗換えが出来、そのレールバスはバスと同じかむしろ小さいくらいの大きさで、鉄道のこじんまりさを体現しているようでした。躊躇なく乗車して、8分×2の往復旅を敢行。駅の地味さ、駅間の狭さ、民家と民家の間を縫うように走る様、そして終着駅の西御坊駅の貧相さ、どれをとっても一流の超ローカルでした。ある意味素晴らしいものを体験させてもらいました。
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ここからは特急で白浜まで。白浜からは定期観光バスで千畳敷、三段壁、平草原、円月島などをぐるっと回ってきました。平草原だけは見所がいまいち掴みきれませんでしたが、そのほかはいずれも名だたる観光名所なだけあって、素晴らしい絶景を見せてくれました。千畳敷や三段壁などは、海岸沿いの断崖絶壁の上にあるので、真下を覗けば真直ぐ海岸線というような絶壁ならではの恐怖体験も出来ました。途中グラスボートに乗車し、海中の魚や岩場の様子、海女のショーなんかもやっていました。記念写真も半ば強制的な部分もありつつ、結局普段自分撮りをしないこともあって、1000円で購入してしまいました。
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白浜を出発したのは16時過ぎと言うこともあって、まだ何か出来そうな時間ではあったのですが、如何せんJRの本数が少なく不便なため、鈍行で本日の宿泊地、紀伊(那智)勝浦へ向かうことに。ところが、串本で通過待ちの特急が遅れたために、50分もの停車時間となってしまいました。これだけあれば、駅前から海岸まで歩くくらいの時間があったかとちょっと勿体無い気持ちになりました。

なんとか勝浦に到着し、ホテルにチェックインしたのち、夕食を食べに出かけたのですが、お目当ての食事処がやっておらず、ほかを探してもめぼしいところがなく、結局戻ってきてホテルのレストランで食事にありつきました。それにしても勝浦では夜はほとんどの店でシャッターを下ろしていて、町の活気が日中で終わってしまっている感じがありました。とにもかくにも、勝浦ではやはり名物はマグロであることから、マグロ丼を堪能しました。

第1日目の写真集はこちら
by mfbox | 2007-09-26 00:20 | 小旅行通信 | Comments(0)